■6月オンリーの原稿を始めました。早いのかもしれませんが、夏コミ・夏インテの事を思うと今が始め頃なのかなと思います。「人様に読んでもらえるのだろうか」という不安を直視しない限り、とても楽しい作業です。
(高松という男のエネルギーを、成人したグンマは持て余すだろうなと思う。小さい頃こそ高松のエネルギーでグンマは大きくなったとおもうけど、父も兄弟も地位も財産もある今となっては。
よく言えないが。南国後の高松とグンマの関係は。レールの幅が同じだからと言って、京都〜梅田までの阪急電鉄に、東海道新幹線を走らせてみる様な無茶だと思っている。
高松と成人したグンマでは、「高松の基本的な生産力」と「グンマの基礎的な消費カロリー」が合わないのではと思った。華奢な阪急嵐山駅に、のぞみの巨体が突っ込んでくるような恐怖 ルーザー様とキンちゃんは、そもそも消費エネルギーが大きいので高松を持て余さないのでは)
■椎名高志先生の、ミスタージパングへの雑感です。大体妄想です。
・ネタ的には、大河ドラマで一年かかる話だったりする。大勢のキャスト、莫大な製作費等をかけてじっくり制作しても、クレームやダメだしが起こり得る難しいジャンルだと思う。どんな作品もそうだと思うけど、作品をつくるのって難しいなあと思う。
・多分全部椎名先生の脚本だと思うが、何故「原作」をつけなかったのだろうと思う。もちろんマンガを一人で描けるはずないので、大勢の協力者があったと思うけど、ネタがネタなだけに、原作小説とかあってもよかったと思う。
それじゃGS美神の頃の様な、ゴリ押し的な楽しさが再現できないのかもしれないが、もう美神は完結したのだから。
何となしに、絶チルのスピンオフで京介が日本刀を持っているのは、椎名先生の案だと言うのを思い出した。
ミスタージパングでも、「男の生き様」的なものを極めようとしていたみたいだが、他の現代を舞台にした読み切りみたいな短編なら、「浪人生の本懐」「アルバイト店員なめんな」的な、共感を呼ぶだろう庶民のゴリ押しが輝くけれど、京介の立場や、ミスタージパング的な話の規模だと、ちょっと難しいと思う。
・・・るろ剣でも、京都編が終わった後の人誅編で。「大きな敵対組織を出そう」という編集からの指示があったとか聞く。故に縁に上海の武器商人、志々に軍艦を売ったとかの設定があるのだろうが、本当に「大きな敵対組織」って、描くのが難しそうだと思った。
縁はただのシスコンだった。それでいいのだけど、同じ歴史物?の週刊連載として、同じような苦難をるろ剣もわたって来たのかなと思った。コミックス3巻で打ち切りか?巻末固定で打ち切りか?と、当時のファンの不安を思い出した。
るろ剣が単なるチャンバラではなく、一大看板漫画になったのは。皆が剣心の性格に惚れたからなのかなと思う。他、斎藤、蒼紫、師匠とカッコイイ男に事欠かない。るろ剣が歴史物と言われば微妙かも知れないが、「少年誌で歴史物を書くと言うのは本当に無茶」と先生が言ってたのを思い出した。 |
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