 ■以下の事情で、二次元の「話を聞いてくれそうな」キャラが好きです。自分が内面暴走タイプらしいので、いつも誰か私をキャッチしてくれないだろうかと思っているからでしょう。
そういうのを世間ではかまってちゃん、面倒くさい人と言うそうです。職場の気の置けない方の人から「竹淵さんはかまってちゃんだね」と言われ、ゾッとしました。カワイイ女子なら兎も角、いいオバちゃんとも言える自分がそんなじゃ、恥ずかしいとしか言いようがありません。
そんなわけで、二次元の「話を聞いてくれそうな」キャラをだいたい無意識に探しているみたいで、白い死神に出会った時はボロボロ泣きそうでした。原典黒男も大好きですが、政治家や芸能人、金持ち、または若い美男美女、子持ちの既婚者ばかり診てそうな黒男さんにかかる勇気はちょっとわきません。
(黒男さんが執着するのはお金と、「家族愛」、生きたいとあえぐ美しい若者などなので、どうも竹淵とは重ならない。普通に近所の病院に入院し、(キリコみたいな医者の側で)最期を迎えたい)
■発達障害他の症状に。「大勢の中で話すのが苦手」というのがあります。一対一で話している時はまだしも、大勢の中でワイワイ話す時に軽くパニックになり、黙るか空気の読めない発言をして、「あいつ感じ悪い」と言われるあれです。
自分も幼稚園時代から、担任をそうやって泣かせていました。「どうして竹淵ちゃんは皆と仲良く出来ないの」「何がそんなにイヤなの?」と何回も聞かれたのですが、そもそも「どうして自分がこのクラスの、この子供達と仲良くせねばならないのか」という理解が出来ませんでした。
別に孤高になりたい訳でなく、本気で分からなかったのだからどうしようもありなせん。大人になった今だと、要は、
「みんなと仲良く出来ないと、仕事がなくなって飢え死に」
だからだと分かります。飢え死にと言うとオーバーかもしれませんが、大学時代にバイトや(学内の)サークルであれこれ経験した事を思うと、周囲と「仲良く」する事が人間の生命線であり、人間と言うより、生き物として集団を重んじなければならないという事が導き出されます。
先生達も竹淵に、「自分からみんなに声をかけて、オトモダチを作りましょう」なんて難しい事を言わないで。
「現在竹淵がおかれている集団を重んじ、アンタもメシの配分に預かれるよう、チームワークを大事にしましょう」と言ってくれればよかったのにと思います。
幸い大学時代に出会ったサークルさん達(同人)は、みな親切でした。パソコンで暴走気味だった自分に、皆優しかったです。一から丁寧に教わり、「あなたも振る舞いを正していれば、みんなの一員になれます」と、発達障害気味の自分に諭してくれたようなものです。
大学時代にパソコンを通じて、「みんな」というものを学習しなかったら、多分私は卒業も就職も、出来なかったと思います。それくらい「大勢」「みんな」の持つパワーは大きいのです。
私は「大勢」のなかで情報をキャッチするのも、発信するのも下手くそですが、なんとか「メシ」をもらって生きて、同人をしています。原稿が描きたいです。 |
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