 ■疑似父子について考えていました。二次元だと父×ムスメみたいな関係は、結構見かけます。以下二次元についての妄想です。
昭和元禄落語心中の、小夏の相手は八雲だと言われます。八雲が何故ずっと暗い表情をしていたのかと言えば、小夏との関係を、気に病んでいたせいもあったのかもしれません。小夏は元気だけど。
(小夏は好きな男の子供が生めて満足だろうが。与太郎は小夏の「(次の)子供が出来た」といった時、すごく変な顔をした。「まだ師匠と続いていたんだな」と思った様に見える。小夏がすぐさま「あんたの子供」と、結婚しているのにわざわざいうあたりが、キツイ 八雲も孫?が可愛いのだけど、いつも辛そうだった)
何というか、義父×養女(ネモとエレクトラ)も、孤児×義母(源氏と藤壺みたいなの)も、不幸に近いもののように思います。
原作セーラームーンのレイは「父親嫌い」です。大体のマンガなら「パパとの和解」「パパは本当はレイを大切に思っている」描写をまねきそうですが、そんな回はなかったです。月野謙之みたいなパパの方が絵空事なのかもと思わせる、レイの話。
とりあえず高松は、グンマに「嘘吐き」と言われるのは自業自得でも、自分が射殺される・グンマが自殺を図る事態にだけは陥って欲しくないです。
■PAPUWAで。どうして南国を楽しんだ読者が受け入れると思った?という新設定に。「青の一族は人工授精で〜」と言うのがあります。「マジックの奥さんは日本人女性」という流れがよかったのに、という声は消えないと思います。以下雑感です。
・確かにヒドイ設定なんだが。世の中に出るレベルくらいには、マイルドになっていると思う。
亜美ちゃんが言いたいのは、「女の権利なんて認めない、借り腹よ!!」とでも言う事なんだろうと思う。実際、男尊女卑の手本のような徳川幕府では、「お母さん」の立場は実に低かったと言う。
何故って。家康の頃の、築山御前と信康の様なアクシデントを徹底的に避ける意図だったんだろうと思う。妻の実家と自分が敵対する事は想定内だけど、妻と、自分の後継ぎであるはずの息子まで離反されると非常に面倒な事になる実例が、家康の頃にあった。
そんなので、「権力者がちゃんとした結婚をするデメリット」は全くないとは言えない。青の一族がやたら古い歴史を抱えていると思えば、何らかの古風な面があってもおかしくはない。
・しかし亜美ちゃんがそんなこと考えると思えない。単純に、「血縁関係と言う強固な間柄の、仲良しイケメン集団」を無理にでも発生されるための設定だったと思う。
だいたい「優秀な女性」とは何ぞと思う。高松の親類の女性かと言いたくなる。しかし、例えばお医者になるような優秀さは、遺伝しない。医者になれるくらい沢山勉強したと言う事実だけが、優秀さを形成する。高松の親類の女性に声掛けしても、生まれた男児にお勉強させないと、優秀さは得られない。
家康式に言えば、世継ぎを生むために女性に求められたのは。
・生家、養家等と本人の従順さ ・本人が若くて健康である事 ・ある程度の美貌
こんな条件で、青の一族は「人工授精で〜」とマンガに出せば、本当にアカンと思う。女性の人権の蹂躙も甚だしい。青の一族の男達は、精子の数が少なく質もよくないので、どうしても他に手段がないと言われた方がまだ納得出来る。金髪なので遺伝的には弱い形質だし。
なんやかやをマイルドにしたのが、PAPUWAなんだろうと思う。チャン5だったら、もっと当てずっぽうなのに、ひたすらどぎついだけの描写が激増していたと思う。 |
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