 ■群馬県内全体をカバーしている、JRのフリー切符があるのですが。いつもお出かけと言うと東京へ同人誌即売会くらいだったので、そのフリー切符の存在をこの間まで思い出しませんでした。
思い出さないまま、わ鉄やあしかがフワラーパークなどに行ってしまい。ふと旅の後半で気が付き、ウオーと思いました。3,000円くらい余計に交通費を出していました。
今からでもフリー切符を買って、群馬県内を旅すればいいのですが。お得感を味わいたいだけで旅するのは、薄弱な感じもします。よく宮脇氏が「ワイド周遊切符」を使って乗り鉄をしていました。憧れの存在過ぎて、グンマフリーパスなんて想像もしていませんでした。今こそ自分のグンマ愛が試されている気がします。
■新聞を読んでいると。結構前のヒドイ事件が、まだ裁判中で驚く事があります。あんな悲惨な事件が起きて、まだ無罪だなんだ言っているなんて信じられません。
これは、「冤罪をなくす」意味で必要な事なのだそうです。昔は、王様やお殿様の気持ち一個で何でも決まって、本当は罪を犯してない人が殺されてしまう事があったから、今は厳重に裁判を行うのだとか。(今だって似たようなにおいを感じるけど)
その結果、実父から強姦されても罪を問えない、近所のオッサンから幼女がわいせつを受けても意外とすぐ裁かれないとか、よく分からない時代になってます。「母親が子供を誤って傷つけた」などは、光りの速さで刑が決まるのに。
よく裁判官に、性犯罪の被害者の女性が、「だって貴女、男に抵抗しなかったじゃない」と言われるみたいです。「わいせつしようとしたら、女性に騒がれたから殺した」とか言うアホもいるのに。
抵抗とは?と思った時、小説ですが、東野圭吾の「容疑者Xの献身」を思い出しました。小説の冒頭は、男が元妻に金をゆすりにくる場面です。「お金なんか渡す方が悪い」とか言い出す人もあろうかと思いますが、ゆすりを拒んで、暴行される女性。
ムスメを風俗に売り飛ばすとか言い出す男。母ムスメは男の頭を花瓶で殴り、コタツのコードで首をしめて殺害。衝動的とか短絡的とか言われるかもしれませんが、暴力を振るう男に抵抗するとは、こういう事のように思います。
相手は自分達の命と尊厳を奪いに来るのだから、こちらも抵抗するなら、同じ事を相手にする事になります。だからなるべくなら、自分を大事にしない相手とは、関わりたくないのだけど、電車内や学校・職場、家庭内等に男がいるのは、我慢せざるを得ない時もある訳で。
電車なら降りる、学校・職場は辞める選択肢もあろうかと思いますが(それも難しい時があるけど)。家庭内、家族って最大のブラック企業だと自分は思っています。昔父親から、「お前は進学しようと、遠くで就職しようと、ずっと俺のムスメだ」と言われて、ゾッとしました。 |
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