madeingermany

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...... 2019年06月10日 の日記 ......
■ 耳をすませ   [ NO. 2019061001-1 ]

■昔のアニメ、愛の若草物語で。本好きのジョーが「リンゴを丸かじりしながら」小屋みたいな所で、本を読む絵があります。

古きアメリカのワンシーンですが、「飲食をしながらの読書」は基本的には余りよろしくありません。自分の買った本なら兎も角、図書館等で借りた本を側にの、メシはどうかと思います。まして女の子なら。屋外にベンチの本を置き去りにするのもアウトです。本が傷みます。



アニメの耳をすませばの雫が、飯を食いながら本を開いていました。他、交通量の激しい道路にクルクル踊りながら飛び出したり、暗い夜道を女の子一人で歩いたり。兎角お行儀がよくないというより、「見ていられない」描写が多かったです。

宮崎監督が大好きな「奔放な少女」のカテゴリーなのだと思いますが、魔女宅やナウシカじゃないのだから、リアルな感じの耳をすませばで、あれはないだろうとちょっと思いました。作品の流れはとてもよかったと思います。



知らないオッサンの家に、アトリエらしき場所とはいえ一人で侵入して、何があっても知らないぞと見ていて思いました。ジブリと言えば、かぼちゃパンツ丸出し・セミヌードではしゃぐ女児好きな傾向が、困った方にでちゃった様に見えます。

アメリカでは「女児の父親と2人だけの入浴は、実父でもアウト」とされ、トトロの風呂シーンはアウトだそうです。ジブリの限界と言うか、貞操が危険にさらされる様な描写は、ナウシカやラピュタの様なファンタジーだけの方がいいかもしれません。「お姫様が泉で一人水浴び」とかならセーフなんでしょうか。雫は純粋な少女と言うより、男児っぽい気がします。



■ジブリの耳をすませばを見ました。少女漫画の方の、すがすがしい感じより、暑いコンクリートの熱が画面から伝わりました。

恋愛ものと言うより、聖司と雫が同性同士の様に見えます。ジブリが「戸籍上はコドモの年齢だけど、心身共に大人な男女」なんて描かないでしょう。最後のプロポーズとか、よく小学生であるノリに見えました。



原作はもっと、恋愛!!恋愛!!とにかく恋愛!!女の子には絶対好きな男子がいるの!!キスまでならOKよ!!という空気がありますが、りぼんという雑誌がそんな感じです。「女には男が必要」という英才教育雑誌のように思います。今は違うんでしょうか。

自分も中学高校と進めば、自然と「男を必要とする」ようになると信じ込んでいましたが、どうも違いました。



少女同士の壮絶なサバイバルゲームに完敗し(誰ちゃんムカつくよねとか言い出す、終わらないグループ内のイジメ合いなど)、男子に野良犬の様に扱われながら。(実際竹淵が変な子、浮く子だったのは否めない)

「いや待て、科挙と言うか大学受験に人生賭けようか。男に養われなくていいぞ」と思いながら、耳をすませば的な年齢を通過していました。科挙には無事受かりました。

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