madeingermany

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...... 2019年08月05日 の日記 ......
■ ザ・ポイントオブノーリターン   [ NO. 2019080501-1 ]

■何年か前に見た、劇団四季のオペラ座の怪人、及び映画のオペラ座の怪人について思い出していました。

おどろおどろしい場面も多いですが、悲しく哀れな物語だった様に思います。クリスがファントムのやばさに気が付いてからの展開は、ハラハラしました。

もう帰れないという歌があったと思います。冒頭のフワッとしたエンジェルオブミュージックとは全く違う曲でした。

高松もグンマには怪人だったのかもしれません。オペラ座の怪人にしてはオープン過ぎる怪人です。さて「帰れない、戻れない」というと、やはり南国ならアニメ化された部分とそうでない部分の境、シンタローの死なんだろうと思います。多少殺伐としていても辛うじてホンワカしていた空気が一変します。



PAPUWAなら、これまたやはりシンタローの落下なんだろうと思います。物語はいつだって、「マジックとシンタローの別れ」がないと動かない様です。最早かぐやひめです。

南国もPAPUWAもマジックの強烈なリーダーシップがないと、お話が動かないのかもしれません。マジックを動かすにはシンタローに不幸が起きないといけません。シンタローは自分でその不幸を回避してはいけません。物語が終わるからです。

マジックは改心してはいけません。やはりお話が終わるからです。


シンタローはいつも全力で受け身でないといけません。コタローはパプワとの友情をきっかけにして立ち直り物語から退場、リキッドはにぎやかし要員らしいので彼の身の上は永久に変わりません。(ウマ子の恋ですらアラシヤマと言ういい男に出会って方向性が変った)

なんらかのエネルギーの移動が劇中に起きるとすればやっぱり、主に「シンちゃんに会いたい」マジックのエネルギーかもしれません。

PAPUWAはネタとしては5巻で終わっていたのだろうと思います。南国と同じで、「島に来た、島から帰る」が割と全てなのかもしれません。島に来る前はどうしていたの?島から帰ったらどうなるの?という疑問は、最早かぐや姫の様に、話の前後があるはずなのに見当たらない部分なのかもしれません。

南国もPAPUWAも、アニメになっている部分〜なってない部分の変化の意味が何となく分かるような気がします。シンタローが主体性を持って行動していたのがアニメになっている部分、シンタローが大体受け身になっているのがアニメになっていない部分なのかなと思います。

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