madeingermany

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...... 2019年11月26日 の日記 ......
■ 若さ   [ NO. 2019112601-1 ]

■高松はグンマのママになりたかったのかもしれないし、ウテナは王子様になりたかったのだと思うと、そういう「滑稽さ」を間近に見ている相手からの感情は、軽蔑なのかもしれません。

高松はウテナ程純粋ではありませんが、出来もしない事(グンマを愛する事・グンマから愛されたいと願う事)を延々やってしまうあたり、少女的な面があるのかなと思います。高松って内面は少年と言うより、少女みたいな所がある気がします。絶対表に出て来ない・出さない面。



高松の卑劣さは、彼を救っていると思います。「重い」と思われるより、「悪い・汚い」と思われている方が、傷は浅いと思います。高松の愛は重いです(普通に家族同士で交し合うべき重さなのだけど、高松には愛を交し合う家族がいない 愛の砲丸投げ)。

高松は男性でよかったと思います。「性格の悪い」男は山ほどいます。高松だけじゃありません。



■今、銀牙で橋本さんの声を聞くと目立つ高貴な美声、かつ非常に低音です。銀牙と星矢はほぼ同じ時期のアニメです。氷河(14)も美少年で、プライドが高そうなところを、ばっちり橋本さんが演じていました。

当時の橋本さんは33歳でした。演技について、時代的に多分「若さ」は求められていなかった気がします。声優さんの年齢について思う時、2012年のアニメである氷菓で、ゆうきゃんが「若く」演じてと言われて緊張したと言っていました。2012年だと、中村さんは32歳です。



当時氷河は14歳、橋本さんは33歳でしたが、「若さ」は議題にならなかったと思います。鈴置さんの声も素敵だけど、中学生の声かと言われると違う気がします(紫龍は14歳だった)。一輝も、最早アニメを作る側が「15歳じゃない」と公言しています。

(キャラと役者さんの年齢について。ぴっちぴちの二十歳のカミュを、当時50代半ばだった六朗さんが演じられるのは、流石に当時話題になったらしい。素晴らしいカミュだった 神奈さん(カミュ時34歳)もよかった )



今の男性声優さんの声は、総じて高めで若い声なのかもしれません。響け!の櫻井さんの声は41歳、爽快な中にピリッと来るもののあるお声は、とても今風に聞こえます。女性声優さんのお声も、総じて高めなのかなと響け!を見ていて思いました。

ゆうきゃんの奉太郎の声は、高校生っぽいというより、ゆうきゃんっぽいというか、安定の演技だったと思います。もちろん、役者とキャラの年齢差は全く気になりません。物静かな奉太郎の、実はカッとなってる部分など、ホレボレして、ありがとうゆうきゃん、ありがとう中村さんと号泣しました。

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