 ■響け!二期を見ています。絵のキラキラが増したので、画面のキレイさに飲まれない様に、人物の動きを注視したいです。麗奈が大人しくなった印象です。好きな二年生層もジワジワ来ます。
あすか先輩は。彼女の軽快な振る舞いは、最早皆には何かの煙幕だとばれているはずです。それでも煙幕を出し続けるのは。そのうち巻数が進めば、あすかのパックリ割れた傷の中が見れるのかなと思います。
■そういえば
生まれた時から、期待されない子でした。私の親は「みんなと同じ」的な、発達障害と真逆のタイプが希望だったらしく、体育や音楽が出来ない私は、そういえば最初から周囲のいらない子でした。
私がダメな子だと親が分かったと同じくらいに、活発な性格の妹と弟が生まれ、めでたく親と祖父母の関心と愛情が10割彼等に向いたので、家の中は平和でした。
親から期待もされていないし、とりあえず生まれただけの私は、そうとも知らず一人で好きな事をしていました。幼稚園であれ小学校であれ、必ず本箱があります。本箱がある限り、私は一人ではありませんでした。
漱石の三四郎や美禰子、猫たちがいれば私は幸せでした。そのまんまの勢いで、誰にも愛されず、期待もされず、喜ばれもされていない事に気が付かず、成人まで突っ走れたのは幸運だったと思います。早々に吾輩たちの幻影と別れ、フツウの女性になる努力を始めれば、私は辛かっただろうと思います。
親からも、誰からも愛されないまま、今まで生きていられてよかったと思います。何も怖くありません。先年いい加減年を取ったからと、愚かにもフツウの女性になろうとしたら大怪我しました。片手には漱石を握ったままの負傷だったので、精神的には無事でした。
スラムダンクに「失う物は何もない」的なサブタイトルがありましたが、実際何もないと大変気楽です。赤毛のアンを見てイラッとするのは、彼女が「そうでしょマリラ?」的な事をしょっちゅう言うからでしょう。
自分も妄想好きな不美人(アンは実は美人らしい)ですが、彼女の妄想には常に賞賛してくれるオーディエンスがあります。アンシリーズでイヤなのは、アン自身と言うより、アンとアンの引き連れているオーディエンスなんだろうと思います。
ダイアナやマシュウは兎も角、マリラも陥落し、周囲の老若男女がアン好き好きです。人気アイドルの実録なのかと思いきや、アンは真面目、素直、いい子、アンは浮いたところがない、アンは勤勉〜と、だから?と言いたくなる地の文が続きます。Content-Disposition: form-data; name="image"
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