■やっと、アン・ブックスの楽しみ方が分かってきた気がします。登場人物達も、巻数が進んで大人になったのか、冷静に自分の人生を歩んでいる感じになりました。ダイアナも大人になりつつあります。皆、10代で結婚、出産している時代です。
今の女性は結婚&キャリア&育児&介護&旦那の世話&地域の事、等全部出来ないと・・・なヘビーな時代みたいですが、アンの頃は、そもそも「進学が結婚か」という選択肢になるようです。えらい人生の始めの方から選択がキツイです。
よく分かりませんが、女性の本当の結婚適齢期は、20代前半だそうです。若い時に出産出来ると体のしんどさが違うと、私の周囲の女性達も言います。アンの時代の方が、体には素直な生き方だったのかもしれません。
(ところで村岡女史がアンブックスを訳していた頃。確か本国カナダでは、戦争の影響でカナダ在住の日系人が収容されてしまったりしていたと思う。
劇中の少女達の会話が、明治時代の女の子みたいな感じなので、時代物としてはドップリ浸れるけど、劇中に日系人が出ていなくてよかったのかなと思う。昔日のカナダを知る意味でも面白い本だけど、ノリが明治大正っぽい)
■音楽が苦手です。クラシックのCDを聞いても、リラックスするだけで、曲名などには疎いです。出身校は、コーラスに力を入れていた高校なので、在学中は色々すまなかったと思います。
グンマにはいくつかコンサートホールがありまして、最近、高崎芸術劇場が出来ました。商都高崎市の強気さを思いますが、同時になかなか新聞ネタにもなり、野次馬根性を発揮して、さる用事のついでに劇場に行ってみました。
まるで東京のホールみたいなだなと思いながら。東京のみっしりした高層ビル群なんてものもない、フツウのグンマの駅前でした。駅・劇場・マンションという、グンマらしい光景でした。(前橋市の場合、官衙街の一言。市役所・県庁等が兎に角バーンとある)
音楽が分からなくても、リラックスできればいいと思い、ピアノのコンサートのチケットを買いました。音楽の分からない人間が行っていいものかと思いますが、音楽は万人に常に開かれているのだと思いたいです。音痴はコンサートに来るな、とは誰も言いますまい。 |
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