madeingermany

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...... 2020年04月05日 の日記 ......
■ 泥棒   [ NO. 2020040501-1 ]

■ルパンアニメパート5を見ています。以下雑感です。

・ルパンは窃盗犯、器物破損多数、殺人罪他多数の犯罪者 次元は絵にかいたような「人殺し」(過去と比べて、殺人プラス窃盗なので悪さが増しているのでは) 五エ門も事実上人斬り 不二子も詐欺師、窃盗犯他多数

銭形がルパンを執拗に追うのは、ルパンが主に悪党から窃盗するため被害届が出ないので、現行犯逮捕しかないからだという

銭形が言うように、ルパンは逮捕されてしかるべき男、次元他一味も同じ ルパンと不二子が「結婚」せず、次元も女運が悪いというより、カタギになれない次元に非があるように思う パート5の五エ門に至っては、彼にカタギという概念さえない気がしてきた



それを踏まえたうえで、ルパンシリーズを見ると感慨深い たまにルパンが優しく正しいことをしているけど、それはそういうケースに偶然なったというだけで、基本的に彼らは銭形に捕らえられるべき人達なのだと思う

原作マンガを読んでいると、彼らは捕まってしかるべしなんだなとよくわかる

ただルパンも次元も五エ門も不二子も。既存の概念を破壊してから見るとすごく面白い。人は殺しちゃいけないし、他人の物を盗んではいけない、商店やビルを破壊してはいけない 拳銃を市街で撃ってはならない お巡りさん来るよ、人生がパーになるよと分かっているのに、次元がマグナムを撃つのを見るとスカッとする




・全体的にみんな可愛い

・テレビスペシャルとか、次元なら撃って終わり、五エ門なら斬っておしまいとかだったと思う。それは、いつもどのスペシャルでも「ルパンの話」ではなく、「ゲストヒロインのお話に巻き込まれただけのルパン達のドタバタ」だったこととの違いだと思う。

テレビスペシャルはテレビスぺシャルでいいのだけど、「それで次元は?不二子は?五エ門は?」という問いには二期と同じで答えないのが普通だった。それを美学とかスタイルとかいうのだと思う。

初めて、泣いたり笑ったり、怒ったりする次元達を見たと思う。ああこんな彼らが見たかったと思う。



不二子も、二期&テレスぺだと、「男に依存的で強欲」な面が大きく出ていて、ちょっと悲しくなる時があった。セクシーならそれを武器にして男を操り、強欲なら欲望のままに欲しいものに向かう、それが不二子なのは昔から同じなのだけど、なんか近年の不二子は違う

不二子が違うんじゃなくて、世間と視聴者が変わったという事なんだと思う。二期の不二子は、異性愛と金がほぼセットなので、近年の「金」まっしぐらの不二子の方が潔くて好み。

こればかりは次元が禁煙させられたりするのと同じで、世間が変わったことの方が大きいと思う。二期頃の不二子は、偉そうでも結局ルパンがいないと!!みたいな空気があった気がしないでもない あの不二子でも男尊女卑の空気にはあらがえない 彼女自身に生きるスキルとパワーがあっても、視聴者が許さない

近年の不二子は、遠慮なく一人で生きていそうで好き。ルパンの事は大切だけど、自立した己ありきの関係なので、いわゆる結婚には向かない男女なのかもしれない。

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