■二次元のおじさんが大好きです。早く、また高松サークルとして上京する日が来るといいと思います。
以下、カリ城の感想です。
次元に抱っこされていた、子ヤギになりたいです
・カリ城のどうもスッキリしないところ
・ラピュタ、ナウシカでは分かりやすく「おっさん・成人女性を圧倒する、青年少女」という構図があった
万が一、パズーがおっさんだったり、クシャナ様の方がナウシカより年下だった場合、多分物語も絵図も崩壊するんじゃないかと思う
風の谷のメンバーは「お年寄りと美少女」 トルメキアのメンバーは「おっさんと成人女性」 弱者と強者と言うメリハリ
カリ城の場合、伯爵とルパンはそんなに年が離れていないんじゃないかと思う 伯爵が未婚と言うのもなんか納得できない 「女遊び」をしながらクラリスの成人を待つというよく分からなさ クラリスが修道院に入った頃なんてまだ小学生くらいだったんじゃないだろうか
女好きで金に目がないのは、むしろルパンでは?
クラリスは。男として伯爵を選んでも、ルパンを選んでも奈落だったんだろうと思う。クラリスを傀儡にする気満々の伯爵もえげつないが、ルパンとICPOに追われる身になるのもどうかと思う
その辺はアニメルパン二期を思い出させる。手探りだったころから、「人気アニメ」の座を得た後の二期では劇中、「薄汚いコソ泥」から「老若男女に人気のルパン様」という図になった
何故カリ城のルパンのルパンはあんないい人なのかと言うと、二期があったからだと思う。一期の悪漢たるルパンはもうどこにもいない。ルパンの動かし方を二期が確立した後での、カリ城ではないかと思う
ただし一期の「ほのぼの路線」を敷いたのが宮崎氏なので、事実上時間の流れが一期〜カリ城な気がする アルバトロスと愛しきルパンは別枠なのでは
あと
宮崎氏の次元解釈とは、多分相容れない気がする。次元は原作初期から「おどけた」部分があったし、ルパンの持つある種独特な「明るさ」は昔からあったと思う
明るい泥棒、犯罪者というパラドックスが、ルパンの持ち味だと思う。
ルパンはもしかしたら氏好みの男かもしれないけれど。次元は、多分ジブリ向きの男じゃない気がする。ジブリの男達って魔女宅のパン屋の主人や、草壁先生の様な「自営業」の匂いが強いと思う。風立ちぬみたいにサラリーマンのはずなのに、特別待遇過ぎてもはや一般人じゃない感じの超人 ポルコもか
次元は超人じゃないし自営業でもないと思う。殺し屋は依頼がないと成立しないし、次元は誰かと「組む」事が多い。俺は降りるとかよく言う割に、一番「チーム」であることを意識している人だと思う チームを私物化するのは好きじゃないし、リーダーに不向きな自分の性格も理解してると思う
宮崎氏の動かす次元は、ジブリの脇役っぽいというか、バーボンの匂いも拳銃の臭いもしなそう 万が一カリ城で次元の見せ場を作るつもりがあったなら、終盤どっかでマグナムを撃たせたよなあと雑感 |
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