■立ち返って、自分のジャンルのネタを書こうと思います。あみちゃんの南国とＰＡＰＵＷＡです。
南国はアニメで有名でした。カワイイ動物たちと、スーパー少年、そして声が緑川さんのイケメン、プラスかわいそうな社畜の刺客たちと隙のないつくりでした（あみちゃんの描くかわいそうな成人男性が好きだ）
ただし南国の本当のお話は「次男のコタローを虐待する父マジックと、マジックに異議がある長男シンタロー」でした。オチは「マジックはシンちゃん大好きなので、シンちゃんに嫌われないように、そこそこコタの事も世話する」というものです。
全てはシンタローの気持ち次第、とシンタローに恐ろしく負荷のかかるオチです。それでいいのかと思いながら南国が終わると、ＰＡＰＵＷＡが始まります。
南国とＰＡＰＵＷＡの間くらいに、サビがすべてのキャラのヒエラルキーの上に立つチャン５ルートがあります。このへんはあみちゃんが飽きたんだろうと思います。特定の男性キャラに、周囲の男たちの矢印が向きまくるのはサビが嚆矢だったのでしょう。
さてＰＡＰＵＷＡで、主役だったコタのお話が読めると思いきや。リキッドモテモテハーレムが始まります。サビの時以上に、ほとんどの男性キャラはリキッド命、リキッドしか見ていない、リッちゃんがいないと死んじゃうとか本気で思っています そうでなかもしれない男性キャラでも、言動の内容のほとんどをリキッドが占めています。嘘だと思いますが、本当でした。
コタ‐リキッドを罵倒しながら仲間扱いしている
パプワ‐シンタローとの友情程熱い描写もないのに、嫁と子供とリキッドと暮らしている。名前の由来まで、リキッドに捧げる事になった
シンタロー‐リキッドいびりの描写が多すぎて読みにくい
アラシヤマ‐リキッドに的確な言葉をかけられる数少ないキャラだが、どっちみちリキッド好きにさせられている
マジック‐貴重な家族との時間を、リキッドのパパとリキッドの話をすることに割いている 嘘だと言って欲しい
サビ‐貴重な家族との時間を、リキッドを話題にして終わりにしている
ハレ‐ハレくらい冷静に新シリーズで行動してくれるかと思いきや、リキッドへのハラスメント描写で埋まる あみちゃんの趣味なんだろうと思うが、最愛の人まで変更されたかわいそうなハレ（南国でハレの最愛はサビだった気がする）
ジャン‐当然の様にリキッドと過去編にいる
高松‐高松はいつも通り刺客たちに絡む代わりに、リキッドを実験材料にしたくらいかも 出番が少なめだからか
キンちゃん‐キンちゃんの義務感と優しさが、リキッドを通じて表現されていると思う リキッドは逃亡兵なんだが
グンマ様‐グンマには発明品を喜んでもらえる貴重な男だったのかも
心戦組の皆さん‐本来の使命とかより、リキッドリキッドいうトシさん、リキッドを行動の中心に据えかねない近藤さんなど ソージも肝心な時にリキッドリキッド言い出したり
リキッドのおかげで、南国〜チャン５ルートが公式で消滅したのかなと思います。チャン５はチャン５で完結した世界だと思うので、きちんと読んでみたかったですが。高松がいつまでも死ねないとか、キン・グンと死に別れているだろうという未来は、リキッドのおかげでなくなったのかもしれません。パラレルとしては存在していそうです。 |
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