■過去二回、宗教の勧誘を受けた事があります。いずれも「竹渕が客観的に見て大ダメージだ」と言い切れそうな事態の時でした。主観的には、「あー来月インテ行こう」くらいな気楽さでしたが。
そして両方とも、ご飯に誘われました。「私の事傷ついていると思って慰めようとしているのかな 先輩」と思い、のこのこファミレスに行くと。
どうもこちらの身の上話を聞くような聞かないような、でも先輩も会談の本題に触れないような嫌な時間になりました。ご飯が終わると、両方のケースともスッと冊子を鞄から出し、勧誘が店内で始まりました。
「この人私が傷心だと思って、入信すると思っている」と段々分かって来ました。「宗教には歴史的、学問的意味では興味があるが、それ以上の関心はない」「ご飯おごってくれなくて結構」「(再度勧誘したら上司に言おうか、でもまともに聞いてもらえなそう)」等、対応し、ファミレスを後にしました。
傷心なら、先輩諸氏の勧誘に乗るかと言えばそんな事はなく。カップリングと言う名の宗教に、日夜勤しんでいるので、傷心だろうが平常心だろうが神様は間に合っていたというオチ。
(オタク界隈で布教と言う言葉があるけど、リアルで二度も経験したのはある意味得難い。オタクの布教の場合、別に「相手が弱っている」事は布教のトリガーにはならないのでは。むしろ弱っている時のオタクほど、萌えと自分の宗教に邁進する気がする オタクは一国一城の主)
■子供の頃は、ポップス全盛期でした。歌番組がいくらでもあって、ラジオもクラス中の人が聞いていて、ミリオンナイツが大人気でした。イノセントワールドの頃です。
経験した事もない、愛だの恋だのの歌を聞いてキャイキャイしているのが好きでした。すぐにアニメ・漫画オタク、二次元に目覚めて「この歌はセーラー戦士の辛くはかない思いを歌っている」とか、オタでない子に言って気持ち悪がられるのに時間はかかりませんでした。
さて当時からの大人気歌手の一人と言えば、槇原でした。たまたま「ネクラで友達のいない、かわいそうな竹渕さん」と話をしてくれる子が槇原の曲が好きで。
「こんなダメな竹渕さんも、明るい子の好きなものに追随すれば、クラスの人気者になれるかも」と、必死に槇原の歌を聞いた覚えがあります。アニメ的で、わかりやすい歌が多かった気がします。
よく分からない歌詞も、今に大人になって彼氏が出来ればわかるわと思っていましたが、大人になったものの、特に理解が深まった気がしません。
ただ。付き合っている女性の作ってくれたご飯にマズイとか言ったりする男性をいいなあとは思えません。それくらい距離の近い関係だったんだと歌詞は言いたいのかもしれませんが、なんて気に障る行為なんだろうと思います。
無意識の男尊女卑と言うかなんというか。景気のよかった頃の歌のなんかムッとする内容、歌詞等は結構あちこちにあるなあと思います。単に、周囲のウェーブにいつまでも乗れない竹渕のスネなんだろうと思います。 |
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