■グンマ様と高松は。「誘拐された子と、誘拐した犯人」です。コナンのテーマ曲を背景にして、前後編くらいで「実はグンマさん(ヒロイン)の本当のお父さんは、マジックさんなんじゃないかな」とコナン君に推理してもらって。
目暮警部に「話は署で聞こう」と連れていかれる高松「グンマ様、お元気で」と言いながら。ヒロインのグンマさんに「でも高松博士は貴女を守ろうとしていた(なんか爆発があった)、そして貴女も高松博士を」とか言ってくれるだろうコナン君。
グンマ様問題の一番の問題は。多分24年間のどっかでマジックが疑問を覚えても、シンタローを手放す予感を同時に覚えたマジックが、自分の直感を潰していそうなところです。誘拐犯と、誘拐された子供の父親がある意味グルという面倒くささ。
(せっかくコナン君が目暮警部に高松を引き渡しても、マジックが多額の保釈金を積んで、高松を解放しそう。しかし誰が高松を起訴するのか?被害者のグンマが起訴して、親父のマジックが保釈金を出す世界)
■ルパンザファーストは、カリ城ぽっくしたかったのかなと思います。ヒロインが最後「アタシも一緒に連れて行って」顔でした。
仮にカリ城を意識していなかったとしても、ルパン=カリ城のルパンのイメージは強力です。アニメシリーズのルパンも、基本的には「清く優しいおじ様」には違いありません。
そのカリ城がモチーフにしたと言うのが、ルブランのルパンだそうです。モンキーパンチ先生もルブランの方をネタにしたことがあります。そうかと思ってルブランのルパンに手を出しています。
ルブランのルパンには相棒がいなくて。あんまり盗みません。ホームズ的な静けさもなく、知性的なのに大変騒々しい人です。何度「このまぬけめ」と劇中で言うんだかと思います。
■ルパンザファーストを見ていたのですが。音楽がまるっきりセカンドっぽかったなと思いました。ルパンのテーマを一時間弱で三回使うって多かった気もします。
「ここで愛のテーマ!!」的な驚きがあってもよかったかなあと。他、不意打ちのスーパーヒーローなど、パート5は音楽面で驚きが多くて好きでした。
音楽と言えば。パート3はある意味不遇だったとも言えます。お馴染みの曲が全く使えませんでした。主題歌もいつもと違うのですが、慣れるといいものに感じてきました。
パート3は
・実験的なんだけど、好戦的なつくりはよかった。
・セカンドを絵て、キャラやお話がマンネリになるかという不安を押し流す、大胆なカラーリング キャラもお洒落さはセカンドに負けるが、妙に快活なのがいい
・ゴエの精神面は、多分パート3が一番安定していると思う。よく寝てよく動き、よく食べるゴエ バトルシーンもあり、セカンドの洒脱さとはまた違う、近所のお兄ちゃんの様なゴエになった
・いろいろあったけど、パート3が好きだったんだと思う。 |
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