■歌丸師匠の牡丹灯籠を聞きました。怪談と聞いていましたが、怖いのは人の欲という話だった気がします。登場人物は長いだけに多いですが、聞いていて混乱はしませんでした。
(本当はもっとCD4枚では収まらない、長い長い話だったらしい。冒頭の刀屋の話がどうも絡まない、幽霊の持って来た100両はどこから?などの疑問はウィキに書いてある。それにしてもCDで聞いたものだから、沈黙の時間もあり、さぞしぐさや表情で表現していたのだろうと思うと、悶える)
■峰不二子という女をもう一回見ようと思います。一回目見た時は、奇抜さに驚いて話を追うので手一杯でした。
次元を再認識したアニメは、L峰だった気がします。湯けむり慕情の回が好きです。他のルパンシリーズと記憶が混じってきたので、もう一度見ようと思います。どの回も一回一回のテレスぺと同じくらい濃いです。
類を見ないのはオスカーだなと思います。ルパンの悪役ないしゲストキャラだと、警部に逮捕される、殺される・死んでしまう事が多い気がします。クラリスポジションの女の子なら、ルパンを切なく見送って出番が終わるでしょう。
オスカーの場合。爆破を阻止して出番が終われば「きれい」だったかもしれないのに。どんどん中身が崩壊してきます。テレスぺ等でも、救えない悪役はいましたが、オスカーの場合、警部への愛という絶対に報われないものにしがみ付いています。
オスカーの思いに警部が応じた場合。その後のシリーズに影響してしまうでしょう。特にセカンドだと、警部はある意味常識的な「おっさん」でもあるので、オスカーのイレギュラーな愛に答える選択肢が彼にあった場合、ちょっと整合性が保てなくなりそうです。
(そう思うと、セカンド等で女性に言い寄られて結婚寸前までダッシュしてしまう警部もあるのだから、オスカーの報われなさが加速する。警部、美少女からマダムまで、結構デレデレしているから)
L峰は安定のルパンシリーズでありながら、オスカーと言う未解決のものを置いていきました。 |
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