■先に楽しい事を書きます。
ルパン三世の「お姫様図鑑」的なものがあったら面白いと思います。王者はクラリスな気もしますが、クラリス以外にもいろんなお姫様、ご令嬢、族長の娘等が沢山出ています。
クラリスの場合、お姫様と言うより「未来のオンナ政治家」と呼びたいのですが、宮崎監督は多分そう思っていないでしょう(ナウシカやサツキじゃないが、女子に母性・色気・男勝り・美貌・才能・家事の腕前・男に従順・世話好き・・等、監督はいつも盛りすぎでは)
クラリスの特徴は、部下らしい部下がいない事なのかなと思います。味方になってくれる身内もありませんし。
多くの場合お姫様キャラには、領民や臣下、身内の王族等あれこれとの絡みがある気がします。ルパコナみたいな。クラリスの場合「立場」が非常に見えにくいです。(贋金作りの家の女、とも言える)
■アメリカの大統領選後、日本も株価が上がったらしいです。ですがいつも2万円くらいだったJR東海の株は、低いままであまり変わりません。
新幹線頼みだったJR東海の体質、リニア工事の遅延等事情はあるでしょうが、東海が元気で稼いでくれないと、非常に困ります。日本の真ん中ある鉄道です。
東も西も四国も九州も北海道も貨物も。みんな元気でないと私が嫌です。
■よく分からないのですが。
歴史歴史とテレビの中でいう人は、源氏を読んだことがあるのでしょうか。多分ないと思います。あさきゆめみしみたいな、キレイな絵の世界なだけではなくて、あれは「天皇家」が舞台の話でもあります。当時の物語の舞台は大体御所ですが。(源氏はゆえに戦時中読めなかったらしい)
(源氏はフィクションですが、彰子、帝の奥さんであり二人の帝の母でもある、彰子に仕えた紫式部の書いたものなので、骨子は本物だろうと思う)
天皇と言うと帝の事で、桐壺帝、冷泉帝などが源氏に出て来ます。いずれも本編にドンと名前が出てくるわけでなくて、「いずれの御時にか」で読む人が「分かる」事になっています。女性達にも、名前らしい名前はありません。
だから何だと言う事もないのですが。
日本史は連綿と続いてきたのではなくて。例えば信長・秀吉・家康のあたりでも、体制等がグルグル変わっています。足利幕府〜徳川幕府という、とんでもない変革がこんな短い間に起きています。
源氏達の時代も、ほんのわずかな間にガラッと変わっていて。そのうち西行の時代が来て、武家の台頭が始まります。源氏が地方の荘園から財産を得ていた時代は終わります。勢い、男女の在り方や、家族のありようも大きく変わります。
歴史って「変化」の話なので、歴史的な〜と言えば未来永劫そうであるかのような言いっぷりに出会うと、?と思います。キリスト教が広まったり、禁じられたり、外国人に責められるから解禁したりと、この国はせわしないのです。
一個だって「変わらない」物はありません。変わらないのは、男の支配欲だけです。 |
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