madeingermany

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...... 2020年11月25日 の日記 ......
■ ルパン   [ NO. 2020112501-1 ]

■織田シナモン信長のアニメを見ました。最後までギャグで突撃していくのかと思いきや、最後はしっとりと市子・シナモンの愛情のお話で終わりました。

折角信長や光秀が出てきて、新説の一つもかまさないかとも思いましたが。アニメはゆったりと始まり、ゆったりと終わってよかったと思います。

ところでシナモンの口調、〜であるは、漱石の猫のイメージもあるのかなと思いました。(武将っぽいしゃべり方と言うなら、他の犬達も〜であるなのでは。キャラが立ちまくっているブー殿は、〜だぜだった。)



■イノサンについて思い返していました。序盤のシャルルの可憐さ、後半の彼の息子のアンリの可愛さがパッと浮かびました。二コラ叔父様はイケメンで、息子のジャン=ルイが親父そっくりの美男子だったとか。

キレイな男をたくさん見た記憶と。「ルイ16世を処刑した男」という触れ込みで始まったイノサンだけれど、美味しい所をほとんどマリーが持っていったため、シャルル=アンリとルイ16世の印象が薄くなったかなという感想です。

ルイ16世サイドの話は。ベルばらでも有名なフェルゼンを、16世が拒絶した描写が好きです。王妃とフェルゼンの仲が騎士道的なものだったとしても、フェルゼンのおかげで逃亡したら彼に頭が上がらないし。自国を捨てるも同然だし、やはりフランスに帰るんだなと思いました。




■カリオストロ伯爵夫人を読んでいます。タイトルがカリオストロなだけで、中はいつものルブランのルパンです。

ルパンは一時に好きになる女性は一人だけと聞いていたのですが、この小説だとクラリスとジョゼフィーヌを当時に愛しています。確かクラリスとルパンの間には、子供がいます。

別の小説でも、ルパンの妻、ルパンの娘、息子は結構出て来ます。一回一回読み切りの小説が多いルパンシリーズなだけに、ルパンの「家族」は大変多いです。ルパンは、自分は泥棒だから結婚できない、家も持てないと言う割に、セックスは自由にしていたようです。



それが男というものなのでしょうか。ルパンの性格を思うと、異様に割り切りがいい男なのは分かります。最悪なのは死んでいった女性達でしょう。

森田さんの漫画はまだルパンの全部を描いてはいませんが、何度となく、「僕の初めて愛した女性!!」「君こそ運命の女性!!」と彼は言います。

一編の漫画としては、致命的なヒーローの短所のような気がしますが。そもそもルパンは犯罪者なわけで。別の名前、別の経歴をいくつも持っていますが、大体劇中でバレています。



ルパンって犯罪者だよねえと言う突っ込みを、アニメだとパート5でやっと入れたような気がします。犯罪者相手に結婚!と大騒ぎしていたパート4のレベッカ。レベッカも窃盗、銀行強盗等していましたが、一応裏の顔でした。リベルタスな女とは?とモヤッとしました。

(不二子も犯罪者だと思うのだが。いろんな場所で素顔をさらし、コネも多い。政治家等の「悪い人」に寛容だった昔の面影でしょうか。)

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