 ■おれは直角を読みました。あずみや、おーい竜馬を描いた方の漫画だったんだなと後で知りました。じゅん様の顔、どこかで見たなと思ったらあずみに似ていました。
おれは直角と言えば、照正ですが。アニメの真弓さんの演技を一回意識しないでマンガを読むと、相当辛い立場の子です。彼なりに頑張っているのは冒頭からよく分かるのですが、何故か実りません。
照正の努力が何故実らないか。直角も相当の規格外な子ですが、割と皆から愛されています。多分、周囲から愛されているか、期待されているか、温かく見守ってもらっているか?という違いなのかなと思います。
それじゃあ個人の努力ではどうにもならず、身もふたもないのですが。照正の場合、最後の心の砦だったかもしれないおじいさんからまで、全く信用も期待もされていないあたり、リアルだなと思います。
立花さんがギリギリのところで照正に引導を渡さなかったのは、最早ギャンブルだったのかなと。(人を信じるという事自体、もうギャンブルでファンタジーな気がする。孫でも信じられなかったおじいさんの方に、リアルを感じてしまう)
■この日誌でお兄様と言うと、大体呉の諸葛瑾お兄様です。孔明にも弟がいるし、他、三国志世界には兄キャラが沢山いますが、多分、お兄ちゃんであることで最も有名なのは子瑜お兄様だろうと思います。
さて
呉と言えば孫堅、孫策、周瑜さんと人材が数多いますが。お兄様はそんなに年上ではない印象なのに、長生きな方だったせいか、見送る立場であることが多い気がします。
周瑜さん、子敬さん、呂蒙さんとお兄様の見送った大物は多いです。呉の一番物語っぽかった時期なのかなと思います。お兄様が何をしたのかと言うと難しいのですが、お兄様の周りだけ吹く風が穏やかの様に思えます。
諸葛恪には、地味で物足らない親父だったかもしれませんが。あの時代、広大な大陸を南下して居場所を見つけた「すごさ」は、次世代には分かりにくいのかなと思います。 |
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