■思い余って。冬の運転の辛さで、頭の容量がおかしくなったらしく。氷の道で事故る代わりに。
・たっぷりプリン(普通のプリン三つくらい?) ・ビエネッタのカップアイス ・1900キロカロリーのペヤング ・ガーリック味のポテチ、うすしお味のポテチ
を買いました。
一気に食べたら過食、多分体が受け付けません。しかし、1900キロカロリーのペヤングとか家にあると、たいていの悩みより「これどうしよう」と言う思いの方が強くなります。だからいいんです。
昔。あまりに暇で、ポテトチップスを三袋一気に食べたら、嘔吐したことがあります。本当は「みんなで食べるものを買ってきて」と言われてお金を預かったのですが、例のごとく、竹淵が何か買って来ても、誰も見向きもしないで、めいめいで楽しく遊んでいました。
なにさと思って、目の前のお菓子を乱暴に片付けたら、胃が悲鳴をあげました。自分の場合、「暇な時間」があるとろくなことをしないのだと、身をもって分かった次第です。以降、暇だから、心が空っぽだから食べるというのは、控える様になりました。
痛まないペヤングなので。1900キロカロリーかあ、と思ってにらめっこしながら、年を越そうと思います。ペヤング大好き。(4000キロカロリーのペヤングもあるらしい。こっちは一人で食べないでと書いてある。1900キロカロリーの方は個食OKなのか)
■ピアノの森について。主人公が女の子なら。「アタシはこんな風にして生まれから這い上がった・・・」で数巻の漫画になるでしょう。大体、「ステキな彼氏と出会って、生まれごと愛され、ハッピーになる」話になりそうです。
カイの場合。レイちゃんの言葉通りなら、まず彼女を作らないといけません。カイは男娼かポン引きの人生しか待っていなかったため、彼女が欲しいなら、別の人生を歩まないといけません。
女の子に生まれて森の端で暮らすと。多分、中1くらいで、売春をさせられることになるのでしょう。ヒドイ。
結局、女の子だと着の身着のまま森の端を飛び出しても、結局、新しい森の端みたいな場所に行くしかないのかもしれません。
仮に阿字野みたいな男性に出会っても、結局「アヤシイ」生まれである女の子を、どこまで男が信じ、守ってくれるのか分かりません。阿字野が例外中の例外です。
カイは。
生まれ〜とか愚痴る間もないくらい、頑張っていたのだと思います。妙に、コネコネした描写が少ないピアノの森は、要は、カイが男の子であるという一点に尽きそうです。
(仮に冴ちゃんが主人公だった場合。「カイという貧乏で生まれもよくない美男子に出会い、貞操も未来もカイに捧げ、同時に相応の見返りもカイからもらう人生」なのでしょう。彫り物師の仕事どこに行ったと思います。今後はフランスで美術の勉強とかすんのか?カイの頭の中は、阿字野で一杯だけどなあ)
自分も、森の端に生まれた、みたいな変えようのない事があるなら、カイくらい何か全く別の価値のものを生み出すようでないとなと思います。
(悩みをみせないカイの代わりに。エリートの雨宮、大富豪のパン君、家系がすごいレフ、落選した光生・アダムスキと、精神的に沈没しそうなくらいお悩みのキャラが続々出てくる。誰かの「悩み」なくして、やはりピアノの森は成立しないのでは) |
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