■ミステリと言うなかれを読んでいます。子供の虐待等について、うんうんと思いながら読んでいます。
子供は親が大好きなんじゃなくて。子供は親がいないと、経済的・社会的・物理的に生きられないから、「好きなふり」をするんじゃないかと、多分整以外の人は言わない・思わないと思います。(グンマ様の「高松大好き」を思い出す)
じゃあ大人になったら遠慮なく、親を嫌いになって、親を捨てられるのかというとそうでもなく。
大体の人間はおそらく本当に「親が好き」だろうし、普通に結婚して子供をもった「過去子供だった人達」は、親子関係という人間関係そのものに異議申し立てはしません。そして、やっと嫌いなものを嫌いと思えた時には、相手はやや老いて、「世話してやった子供に面倒見てもらう」気満々です。
結局「親を大事にしましょう」という、国家的スローガンに従い、「パパママ大好き」という微笑ましい幼児期のファンタジーに自分を委ねてみるしかなさそうです。
整は今後どうするか分かりませんが。教師になるらしいので、結局「子供の未来についての全責任は大体親にある(学費等の意味で)」という社会のあり方に敗北するだろうと思います。
■なんかこう。グンマの荒れ具合が酷いです。
九州や近畿まで降雪と聞きますが、グンマの山岳部には、日本海からタップリ来る湿気が雪になり、ドカンと降ります。それ、ニイガタの話やろと言うなかれ、ニイガタとグンマは山脈を共有しているので、同じことです。
上越線、只見線は一部運休だそうです。運休と言うと昔は悪いような感じでしたが、今は休む時は休むと言うスタンスらしいです。素晴らしい。
上越線は旅客なら上越新幹線でほぼ同じコースをたどれるので、運休ありきでもいいかもと思います。むしろあの山岳地帯をいくらトンネルがあるからといって、普通の車両で行くのは危険すぎます。
只見線は仕様がありません。多分、無理に走ったら車両が谷に落ちます。
想像するだに怖いのは。奥羽本線です。元来険しい所を走っていますが、すごいのは山形だと、奥羽本線=山形新幹線です。在来の特急としての山形新幹線なので、走っている路線は奥羽本線=山形新幹線です。
乗ると凝視してしまうのは、まるで高山本線のような特急だという事です。高速では走れません。頑丈なのは車両とダイヤであって、新幹線の車両が丸裸で野山を走るすごさ。
何がすごいかと言うと、きっちりトンネルや高架が容易された上越新幹線、トンネルばかりの山陽新幹線、そしてガチガチに壁等で守られた東北新幹線と脳内で比べると、山形新幹線は「裸」としか言いようがありません。だから、落ち葉で運休するんだなと。だって落ち葉が線路につもるから。
あれこれ書きましたが、鉄道に不満があるんじゃなくて。こんな時も「いつか乗るその時まで」鉄道があるんだと信じられるくらい、鉄道が好きなんです。
雪だろうがコロナだろうが。乗車率が例年の数割だろうが、また乗りまくるその時まで、彼等に元気でいてほしいのです。一人でJR各路線の乗降者人数あげるくらい、乗りまくろうと思います。
(でも過去、「ここをイベント等の定宿にしよう」とか思い定めた都内のホテルが、結構なくなっている。自分のセレクト眼はあんまり達者じゃない。古めで安いホテルばかりあたったからか) |
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