 ■吼えよペンで。漫画家が作品を放っておいて、テレビ等に出ることについてネタになっていました。結論から言えば、「(テレビ出てないで)漫画を描こう」という事でいいのかなと思いますが、炎尾の場合、何故かコミックスの売れ行きもテレビ出演と同時に上がっていました。
炎尾の場合、本人の知名度と作品の知名度を比べて、本人の知名度の方が高かった場合の現象かなと。
あみちゃんの場合。多分世間的には、「美魔女」あみちゃんが描いたパプワではなくて、「んばば!!の可愛い南国アニメのパワー少年パプワくん」の、原作者のあみちゃんだろうと思います。
ゆえに、既にあみちゃんがパプワを描いた人だと知っている・テレビで今回知った人は「うんうん、パプワくん好き〜」と思うんじゃないかなと思います。
つまり。そんなくらい既にパプワは有名だと言う事です。あみちゃんは、パプワをもっと誇っていいんじゃないかと(島本先生とあみちゃんの考えの違い?だと思うので、私に何か言う権利はないんだ)
■吼えよペンの新の方まで読んでみたんですが。
あの炎尾が、パクリマンガで左団扇生活というところまでは理解しました。もともとお金に弱いところがあるし、名誉とかにも弱い人です。
否、人並みに金や名誉に弱いのに、何故か尋常じゃなく熱い男なので、そのギャップに萌えるというキャラだったと思います。
金や名誉に流されても、ギャグタッチでそんな甘い話がオシャカになったりと、最終巻までは整合性があったと思うのですが。まさか、パクリマンガで左団扇のままだとは。
多分パクリで売れるなら、世話はないとかいうオチもあったのかなと思います。パクリというと品がないですが、「読みやすい」「買いやすい」「共感しやすい」等を突き詰めると、パクリと言われても仕方ない面はあるのかもと思います。
昔からのアニメ・漫画の巨匠で、パクリなんかする必要ないだろうと言う方も、エヴァブームの後で自分の作風をエヴァに寄せていたらしいです。
鬼滅も、一時期「どうしてヒットした?」みたいなニュースがヤフーに流れていました。王道だからと言う人もいるし、鬼という昔からの要素を扱っているからという人もありました。でも何故ヒットしたかは分析?出来ても、そこから次のヒット作を編み出すのは無理だろうと思います。
それができたら、ジャンプ等のヒット作の次作がコケる事はないでしょう。(いやコケるというより、「俺の本当に描きたいものは何々だ」という、過信?の爆発なのか)
その辺、久米田先生の漫画だと、自虐風にまとめるだろうと思いますが、島本先生の場合、自虐風にするにしても、炎尾みたいな(いい意味で)やかましい男にそれは向きません。
新吼えろペンの本当の最終回があるそうなので、読めたら読んでみようと思います。色々斟酌の結果、世に出なかったと聞きます。(結果、炎尾が莫大な収入を得ながら、一方で「最近よく吐く」のは辛い) |
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