■JR新潟支社は明日も運休だそうです。少し前の信越線の車両閉じ込めみたいなこともあり得るので、無茶な運行はしないのでしょう。
「年が明けたら飯坂温泉、磐梯熱海、只見線を楽しみたいなあ」とか思っていた自分を叩きたいです。(思う事自体は悪じゃないと思うけど、いい加減生きてきて何らかの予測くらいはつくんじゃないかと、ちょっと自傷的な思いにとらわれる)
■年末から読もうと思っていた、武装錬金を読み終えました。一気読みするには丁度いい長さですが、内容を思うと、確かに連載中迅速にアニメ化するとかは向かない作品だった気がします。
じわじわ締め上げてくるマンガで、じわじわ何年もかかって読んで、ああカズキいいなあとか思う漫画なのでは。斗貴子さんとか、当初の抜刀斎チックなキャラが真のストロベリーになる過程をじっくり追うとああと思うし、何年かしてふと読むと、斗貴子さんの心境の変化が愛しくなるのかもと思います。
最初、ほとんど斗貴子さんしか戦えませんし。物語的にエンバーミングじゃないけど、作者の脳内ワールドに一生懸命ついて行かないと読めないマンガより、シンプルに「バトル」「ラブコメ」とかの方がスッと読めます。
るろ剣も可愛い絵柄で大人気だったのに、中身は「人殺しの懺悔旅」でもあるので、内容をてんこ盛りにしてしまうのが先生の特徴なのかも。北海道編も、多分どんなに尺があっても未消化な部分が残りそうです。
■裏切らないのは家族だけなんて、寂しすぎるわと〜いうザードの歌がありました。ゆれる思いとか、リアルタイムで聞いた世代です。
裏切らないのは、藤田マンガ。
黒博物館のばね足ジャックを読みました。ゴーストアンドレディもよかったのですが、ウォルターの事を知っていたらもう少し早く読んだかもしれません。姪っ子も可愛いです。
扱っているテーマは毎回重いのに、読後感がスッキリしているという、不思議な漫画たちだなと思います。
軽め?のテーマで永遠のトラウマレベルになるマンガも、いつだったか別の作家さんで読んで気がします。軽いってのは描いている人と、読んでいる男性読者がお気楽に描いている・読んでいるのかなという意味です。
女性がレイプされるシーンとか、ひどいセクハラとか、ごくごく「自然」に入れ込んでくるマンガに出会うと、読んだことを後悔します。
そして大体、そういう女性への暴力は、本当にあっけらかんとしています。あ〜面白かった☆と、描いている男性も、読んでいる男性も思っているのが、目に浮かびます。(そういうファンタジアな漫画なのだと思えばいいのか、だからセクハラが減らないんだと怒ればいいのか)
(青春の頃。ラッキーマンのキャラのあだ名をつけられ、異性にこれでもかというくらいバカにされたのだが。描いていたガモウ先生のその後の漫画を思うと、確かにあれが「自然」だったのだろうと思う)
そういう意味では、アオイホノオなど島本マンガはあの系の絵・お話で、女性を侮蔑する描写が少ないなと思います。
大体の熱い男は、イコール女性蔑視、性犯罪大好き、な面もある気がします。昔の漫画なら尚そうなのですが、その面で島本マンガは珍しい存在に見えます。 |
|