madeingermany

[PREV] [NEXT]
...... 2021年01月10日 の日記 ......
■ アン・ブロンテ   [ NO. 2021011001-1 ]

■アオイホノオを読んでいます。暑苦しいけど、ゾッとするくらいの当事者意識も覚える不思議な本です。ホノオが一喜一憂する姿にドキドキします。

もう10年以上前の漫画なので完結済だろうと思っていたら、まだでした。吼えろペンにつながるのか分かりませんが、デビューしたらさらに激しい人生が待っているんだろうと思います ガンバレ

(いい意味で女性に弱い青年で嬉しい。東野圭吾だったら「高校生男子が同級生の彼女を妊娠させ〜」等、読んだ時は勢いで読めても、読後心身を痛めつけることがある 以降、知らない本で、若い男性が主人公の作品が読めなくなった)



■東京や大阪に行き、寂寥に負けそうだった時。

「いやいや上越新幹線が私を呼んでいる」
「東海道新幹線が呼んでいる」
「自由軒のカレーが」
「大阪環状線が」「有馬温泉が」

等、適当な事を思って自分を奮い立たせていました。遠出して買った「お宝」を鞄に詰めて、普段行けない温泉地でゆったりしようと言うのだから、寂寥も何も吹っ飛びました。

特急はくたかに乗ろう、高岡で降りよう、サンダーバードに乗ろうなんて思えば、一体何をしにグンマを出て来たのか、優先順位が滅茶苦茶になり、そんな瞬間が大好きでした。

今は「呼んでません」「ステイホームして」と、鉄と温泉とカレーに言われている気がするので、いい子にしていようと思います。いつかまた、中央本線で名古屋に出て大阪へとかやります。絶対。



■アン・ブロンテの、アグネス・グレイを読んでいます。まだはじめの方です。

ああ読めるなあと思いました。英国ものだと、ディケンズが有名ですが、冒頭からして難しかったです。他、オースティンは最初から読みやすかったです。女版漱石とも言える、家庭劇だからでしょうか。

ブロンテ姉妹というと、嵐が丘、ジェインエアと超有名作があります。嵐が丘はガラカメでも有名ですが、小説で読むと意外と「普通」に読めます。マヤの演技が強烈なのであって、本当に強烈なのはキャサリンと言うより、嵐が丘の全体的な語り口なのかなと思います。




ジェインエアも強烈でした。淡々と女性の行動が書かれていると思いきや、精神を病んだ妻が屋敷の一角に閉じ込められていて、彼女が火事で焼け死んでハッピーエンドなんてあんまりだなと思います。

ロチェスターが冷たいから。無理やり英国に住まわされて、どうかしてしまった果ての姿が今のバーサなら、あまりにむごい話に思えます。

(実際バーサが狂乱とも言える状態になったのは、ジェインとロチェスターがベタベタしだしてから。そりゃあ結婚相手が知らん女と結婚しようとしているんだから、文句も出るだろうし、ある意味正当な彼女の反応だったのでは)



アンブロンテは他の二人に引けを取るとか言いますが、質については門外漢なので分からないけれど、強烈さは確かにシャーロットとエミリーに軍配が上がりそうです。

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: