madeingermany

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...... 2021年02月06日 の日記 ......
■ 昔   [ NO. 2021020601-1 ]

■一人で信越線廃線跡などを歩くと楽しいです。自分は運動が嫌いなんじゃなくて、運動という場が嫌なのかもと、連日のオリンピック報道を見ていると思います。

「人類に生まれたからには、運動大好きでないと人にあらず」「スポーツ関連のヒエラルキー上位の人間こそ、人類の王」「特に男性」「ウンチは人類にあらず」

スポーツって、絵画や陶芸、旅行、他数多の文化・産業の一ジャンルであって、なんで運動している奴がえらいん?と生まれた時から思っています。(運動を頑張っている人はえらいと思うのだけど、便乗して他者を見下す人がいる)



■ムーミンパパの思い出が今、手元にあります。児童書の棚にありました。児童書にしてはムーミンの重さと暗さが気になっていたので、しばらくムーミン漬けになるんじゃないかなと思います。

ムーミン可愛い〜とかなら、オタクじゃない人に行っても可でしょうか。「バレーパーク行きたい」「アニメのヨクサルが見たい」「子安さんだって!」とか、どの辺からオタクかそうじゃないかの線になるんでしょうか。

とりあえず、「まずヤンソン女史の原作を完読してからアニメを見るつもり」というのは、一線を越えたのか越えていないのか



■通勤時等、車の中でポルノグラフティを聞いています。20年前のアゲハ蝶も、逆に斬新に聞けます。激しめの曲が好きです。多分、メンタルヘルスに役立っているんじゃないかなと思います。

少々の不調なら旅行等が効くように。軽い不調なら、「別の事で頭を一杯にする」事で乗り越える時があります。



■昔 外出する手段が、「父の気まぐれ」以外なかった時。

(歩けばいいじゃんと都会の人は言うだろうが。最寄りのスーパーまで、誰も通らない山道を、3キロ30分歩かないと行けない。今は、「痴漢が出る」という理由で、小中学生は歩かない。クマも猿も出る)


・父の気まぐれのお出かけで。食事時

・飲食店のメニューは、「何とか定食」「何々のスープ」等非常に蠱惑的。見たことのない料理が食べられるかもしれないし、どうせお洋服も御本もろくに買ってもらえないのだから、食う事に寄せる関心は高い



・竹渕「何々が食べたい これ美味しそう」
・父「そんなの、家で作れる。この激安メニューにしろ」

仕方なく、最も安いものを母と食べる。母も、父と一緒では食欲も出ないので、やはり最安値を食べる。最安値の一品に罪はないが、モヤッとする

幼かった竹渕「そうか、お父はん家でこんな美味そうなもん、あたいのためにいつか作ってくれるんやな ほんなら今は最安値でええ」



あれから数十年経つが、父がいつか見た飲食店のメニューの料理を家で作って、家人に振舞う事はない。つまり、飲食店の楽しみ「家でも作れるかもしれないが、お出かけがてら、食によって非日常の気分を味わう」事を、私はいつの間にか放棄させられていた

(安いメニューに罪はないが、回転寿司やで納豆巻ばかり食べて、意図的に300円以上のネタを視界から追い出していた。)



確かに家で出来る料理もあろうが、そういう問題ではない

だまされていたなあ、父は別にあたいの事、愛してもいないし、大事でもないし、田舎なせいか「結婚して子供がいて、戸建てと犬と庭がない人類はクズ」という価値観だけしかない男なんだなあと、大人になって気が付いた。要は見栄っ張りなのだ

愛とは、相手から愛されたいと思う事と言うらしいが、無事「こいつから愛されなくても生きて行ける」気分を獲得した

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