 ■どうでもいい事なのですが。
小さい頃何かというと、「俺に口答えするなら、ニワトリ小屋で暮らせ」と実父から言われていました。口答えと言っても、幼児の口答えなんてたかがしれていたと思いますが。
本当に家にはニワトリ小屋がありました。「あそこに入って寝ようか」と300回くらい思ったんじゃないかと思います。
他「俺の命じる高校ないし大学以外には入らせない」「不登校したら殺す」「大学のサークル禁止、バイト禁止」「一人暮らし禁止」等、スナフキンかヨクサルなら、刺し違えている様な「禁止」の嵐でした。
■須美さんというと。
すごい品のいいお嬢様か(銀鈴) すごい品のいいお姫様か(ナウシカ) すごい絵から出てきたように優しいお母さんか (魔女宅) すごい可愛い奥様か(コナン)
等、あたかもクラリスの様な「越えちゃいけないライン」を常に感じるのですが。
(なので伯爵がクラリスに対し、「男をくわえこんだ」的な事を言っていて、身内同士だと容赦ないなと思った。伯爵の汚さを象徴するかのような一幕だけど、伯爵を殺してでも国から追い出さなければならないのはクラリスだった。ルパンはあくまで「クラリスの代わりの汚れ役」だと思う。映画(伯爵殺し)の主体はあくまでクラリス)
須美さんに平成ムーミンのフィヨンカ夫人をしてもらうのって、すごいなと思いました。フィヨンカ夫人と言えば、大体怒っています。しつけに厳しく、マナーに厳しく、礼儀に厳しく、大体(無秩序に)怒っています。
「キーキー言う」フィヨンカ夫人の声が、須美さん。もしかすると、「キーキー」言いながらも愛らしさと人柄みたいなのを醸し出せる「すごい」人が須美さんだったのかなと思います。
(確か小説の方だと、ムーミンパパ一同がフィヨンカを邪魔ものにした上に、見殺しにする場面がある。なんか寒々としていた)
■平成のムーミンアニメを見ています。パペットの方より、声の出演の人が多いです。
映画のパペットの吹き替え、森川さんが沢山出ていました。ムーミンと言うと、北欧的なしっとりしたイメージがあるんですが、森川さんの声の周りだけ、カラッと晴れ上がっていたように聞こえました。
ホルン持ってスキーするヘムレンさんの声も、森川さだったのですが。いやいや大袈裟じゃないか、なんて思っていたらヤンソン女史の小説と挿絵そのもののヘムレンだったようです。
そりゃあ、女史がパペットを気にいる訳だと思いました。動きが少なめかなと思いきや、案外パペットは自由自在に動いていました。不思議とシンプルなのに表情がありました。女史の絵も、そう言えばこんなシンプルだったと思いました。 |
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