 ■劇場へ、エヴァを見てきました。映画館に行くのはハイスピード以来です。マクロスF、エヴァQも見に行きました。
頭の中でエヴァを整理するのと。慣れない大きなモール内での移動でヘトヘトになりました。映画を見るのはスムーズだったのですが、お腹が減ってフードコートに向かったら混んでいて、山奥じゃ見ない混雑に怯えました。(視界に山岳がないと落ち着かない 見える山肌で季節・時間・自分の位置などを把握するため)
あと
山奥じゃ二駆の車に乗るのも、車高の低い車に乗るのも選択肢にありません。アイスバーンを走らざるを得ない日が年に数日ありますし、雪や氷、砂利や大きめの石で車の下をやられるのもあります。
モールがあって。可愛くお洒落な車も買って乗れる。そんな市街地に行ったら疲れました。
■細雪上巻を読み終えました。降るほどあった縁談と言うのが、ほぼ野村さんで終わるんじゃないかと思います。
はっきりは書いていませんが、妙子が奥畑に金や宝石を貢がせ、奥畑家一同から、幸子達まで悪魔のように思われているのが、ジワジワ来ているのだそうです。
あんまり蘆屋にいない事も増えました。最初は「アパートに寝泊まりさせない」と言っていましたが。
まるで妙子が悪いみたいな細雪ですが。妙子は。
・四女なので、いかに幸子達でも、妙子にまで金が行き届かない ・雪子が嫁に行かないので、妙子もいつまでも結婚できず、家の厄介者であり続ける ・一応、結婚や就職で独立を考えているのに、幸子も鶴子も、妙子には厳しい ・妙子自身も、一応お嬢様なので世間に出ていく勇気がないとも言えるが、彼女なりにあがいている面もある
・つまり雪子が妙子のジャマになっている
・でも幸子達は雪子の味方。谷崎作品なので、容赦なく病気にされる妙子を看病するのはいつも雪子
・妙子って ・父親が生きていた時もあんまりよくしてもらっていないし、結局一家のあまりもの扱いなので、嫌で損な人生だなと思う。じゃあどうかして生き抜こうとしても、これまた谷崎節と幸子達の権力で潰されるし
・谷崎は
漱石の門で、宗助達が子供に恵まれない、薄幸なのに不満があったらしいけど。自分の作品のキャラ達には容赦ないじゃんと思う。 |
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