madeingermany

■ 下巻 　　[ NO. 2021041201-1 ]

■近所のスーパーに。学生時代食べたなと思う菓子パンがありました。ちんまりした菓子パンなのに500キロカロリー越えと言う品です。 出会ったが最後、目が合ったしと思って買って食べてみました。学生時代は気にならなかった肥満、落ちない肉、きつくなる服などの恐怖に一気に襲われました。夕食は軽めにしましたが、もう食べない方がいいものになってしまったんだろうなと思いました。 学生の頃はお金がないから、いつか余裕が出来たら飽きるまで食べるんだと思ったあれこれ。もう代謝が追い付かないので、ある意味幻になったんだなと思いました。なら若い頃食べろと言う話ですが、フルーツサンド店なんて夢の国の話でした。（京都在住だったのに） ■細雪の下巻を読み終えました。安定の上巻、怒涛の中巻と来て、下巻は大人しめです。細雪を推理的に読むと多分破綻しますが、一回も幸子達から怒られない雪子へのフラストレーションが高まります。 鶴子夫妻は ケチになった、冷たい、時代錯誤と散々に言われ（劇中で一番面倒臭い立場にいる夫妻） 幸子は お高くとまっている　妙子の素行を放置していると非難され（お高いのは本当。時間を守らないし、偉そうだし、何かとイラっとさせるところがなくもない） 妙子は 素行を非難され、行動の大体を非難され （しかし雪子と言う一族のお荷物がどうにもならないので、妙子の息苦しさは半端ないと思う） 雪子だけは誰からも非難されません。あえて非難めいたことと言っても、幸子がキレまくる描写があっても、地の文や貞之助からフォローが入ります。どうにもなりません。 雪子が妙子の、奥畑には義理がないと言った事への反撃。雪子の言う事がもっともであっても、すべては雪子の永年のワガママから来ています。（地位と財産がある男でも、学歴がなく地方在住というだけで受け付けないとか） とはいえ、結納まで話が進んだのに相手方の不倫沙汰が分かったりと、雪子には暗い話が多いです。もう、蒔岡家の崩壊はその辺から始まっていたのかもしれません。 妙子が「あんたが延々行かず後家の根暗キャラしているから、こっちにお鉢が来ないんだよ」と雪子に言わないのは。雪子の価値観がほぼ蒔岡家のプライドと一致していて、妙子も大きくいえばお嬢様であったことがあるのでしょう。 雪子があまりパッとしない男と結婚して、蒔岡家終了のお知らせになるのがいいのか。見合いを断り続けて、蒔岡家のプライドだけが残るのがいいのか。よく分かりません。劇中では後者の様です。 -----------------------------7e5360201802ee Content-Disposition: form-data; name="image"

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