■加害者の被害者意識、被害者の加害者意識ってのがあるそうです。
昔、私の学校のロッカーの扉を、金属で猫がひっかいたような傷を無限につけた人。明らかにロッカーをボロボロにされた私が被害者だと思いますが、金属を振り回した人は「竹淵がアタシを傷つけた」とでも思ったのでしょうか。
宿題だの課題だのを、竹淵に「アタシのやってくれるんでしょ」と言った人。私が「自分でやれば」と言ったら、ヤカンのようになっていました。貴方、加害者でしょと思うのですが、「竹淵の癖に、このアタシの宿題を完成させないとは」とでも思っていたのでしょうか。
根暗な竹淵がクラスにいると、クラスが暗くなって最悪とこっちに分かる形で言っていた人たち。別に暗い事くらいアンタには無害じゃないかと思いますが、「竹淵が無差別攻撃をクラスメイト40人くらいに仕掛けていた」扱いだったのでしょう。
加害者になってみたいもんだと思います。とりあえず話の通じない人が世の中にいると人生の早期に学習しました。(最たるものは父なのだが、長年私は仮想的・無意識に「いい娘」を演じていたらしい。やり方を忘れてしまった)
■平成アニメのトフビフは夫婦でした。ハッキリ性別が口調等に出ています。「善悪の区別がつかない双子の孤児」じゃなくて、「逃走中の犯罪者夫婦」でした。
ミイも、トフビフと同じタイプと思えますが、女史の好みだったのか。
ミイって。
母は多産。多分今も夫人は妊娠、出産の繰り返しで、永遠に(娘でもその他大勢に過ぎない)ミイを「取り戻す」気がない
父親は不明
同居の姉は、恋人とよろしくやりたいので、甘えたい盛りの妹が「正直邪魔」
というところまでは分かりましたが、だからと言って、ムーミン家周辺のプライバシーを暴きまくり、紳士的に優しく振舞おうとするムーミン達のどっちでもいい事をほじくり返し(竜を拾ったとか)
クラスの問題児、いじめっこが実は放置子だった、家でひどい虐待を受けていた等の事情みたいだなと思いました。十分シリアスなのは分かっても、「だからって、アンタが竹淵のカンペン踏みつぶしていい訳ないだろ」と言う感じを覚えます。
ミイは他人のプライバシーを暴く・のぞくの大好きなところがなんともあれだなと。そうでもしないと、あくまで紳士的に振舞ってしまうムーミン一家に話題が生れないんだろうと思いますが。
トフビフも
色んな媒体に出てくる彼等ですが、結局「どうしてモランの私物のルビーを窃盗したか」は語られません。多分理由は「キレイだから」しかないのでしょう。ママのハンドバックの時みたいに。
原作者激萌えのキャラほど、行動理念が分かりにくいというのは、あみちゃんだけじゃなかったようです。 |
|