 ■先日久々に、ジェンダーと生物学をごちゃ混ぜにしている発言を耳にしました。ジェンダーとは「性別を理由にした男性と女性の役目について」の話であり、生物学は単純にオスの体、メスの体という事実についての話です。
人間なので学習してあれこれ決めていけるはずなのに、「男の本能」とか「母性神話」などで、思考をぶった切るなんて令和の世でもあるんだと思いました。
その後、新聞等で「あんさん違うんやで、ジェンダーと生物学ってのはな」と言う記事もあり、くだんの発言をした男性が読んでいればいいと思います。
ジェンダーも生物学も学術的な蓄積があるのに、敬意を一切払わないで自説に乱用しているなんて。恥ずかしくないんでしょうか。
■本当に出来る人とか、本当は優しい人とか、そういうの許されるのは、三国志のホウ統くらいじゃないかと思います。
本当に(仕事や人生全般の配慮が)出来る人はエブリデイ出来るし、本当に優しい人は、セブンデイズ優しいんじゃないかなと思います。
この年まで生きていて
「特定のグループを前にした時だけ、善人ぶる婆さん」「自分の事だけ、カッと全力を出せる男」等見てきました。いずれも、一応私と他人じゃなかったと思いますが、彼彼女には「竹淵は人間じゃなかった」という事がよく分かったケースです。
昨今のオリンピック関連のゴタゴタでも、「相手によって態度を変える」人をテレビの中でも、実際の現場でも結構見ます。
怒りを買った方は、永遠に何故怒りを買ったのか分からないでしょう。どんなに無礼で非礼な事をした、言ったとしても「その程度の事で怒る必要はない」とか思って。その傲慢さと、小賢しい所が嫌いだと、こっちも思う権利があると思うのです。
■ふと大江戸線を見ていると
乗り入れ等がなく、目に優しい路線図であるせいか、安心します。ミラクルトレインで、どこどこの最寄り駅と言われる駅も、JRや他社の方が便利だったりします。
ミラクルトレインの世界だと、大江戸線以外ほぼ出て来ません。実際の鉄道をテーマにしてしまったので、仕方ないとも言えますし、鉄道に全く興味のない層向けというスタートだったので、仕方ないとも言えます。
そもそも地方から新宿を見て、ドーナツ屋があったあたりと、淀橋浄水場があったあたりが「同じ新宿である」とは、難しい概念です。あの巨大な新宿駅自体、一つの城塞のように見えます。
ミラクルトレインのいいところは
・都会に気後れする田舎者に優しい ・人付き合いが苦手なコミュ障に優しい ・鉄道初心者にも優しい ・恋愛音痴にも優しい ・恋愛していなくても優しい
兎角、敷居が低い事です。鉄道と言うジャンルは既に巨大で歴史の長いジャンルの上に、男社会でもあるので、知識のない女性には近寄りがたいとも言えます
(実際コミケ等の鉄道ジャンルは、サークルスペースがコアな物品でジャングルのようになっているサークル様も多く、一見には厳しい印象がある)
東新宿がミラトレの頃と様変わりしていても。西新宿五丁目が多分相変わらずでも、サザンテラスのドーナツ屋がなくなっていても。大江戸線にもう一度乗りたいです。 |
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