 ■谷崎の書簡集を読んでいます。松子さんからの戦時中の細やかな手紙の部分になると、ああ谷崎にも地道な部分があったんだと思います。
思うけれど、こんなに苦労させた松子さんを裏切って、松子さんの息子の嫁にデレデレしたり。若い女秘書等にデレデレしたり(こんなカワイイ言い方似合わない)、そうとうひどい男だと思います。
ひどさも針が振り切れるとこうなるんだという、あまりない見本のような男です。こんな谷崎に終生従った松子さんがすごいのか(版権はしっかりもらったという)。
こんなひどい男に崇拝され、細雪の雪子として素晴らしい作品にしてもらいつつ、結局「ひどい人生」にされた重子さんが哀れなのか。(夫のいる北海道に彼女は行きたかったんだろうか。鍵のモデルも重子さんなのか)
谷崎から早くに逃げ切った?千代子さん、丁未子さんの方がまだ報われる人生の様な気がしました。ただし谷崎と言う「永遠」を体現したような男の筆により、デジタルタトゥーみたいになったのは悲しいかなと。
■同人等でお馴染みの
何々しないと出られない部屋、を高松周辺で出来ないかなと思ったのですが。多分高松だと、
・部屋を物理的に壊す ・部屋の仕組みを理解し、科学的に壊す ・部屋に閉じ込めた相手を逆に精神的に脅し、開けさせる
等出来るから、成立しないかなと思いました。ルザ高だと、何々しないと〜の条件発生が更に困難そうです。高松のチート部分&ルーザー様の眼魔砲じゃ、さっさと出て来そうです。ピクシブに上げた小説は、シンプルに高松を監禁しました。
監禁と言うと字面が怖いし。実際、知人間でごく短い間でも監禁罪にあたるので、あんまりいいもんじゃありません。
ピクシブの小説のタイトルで、「グンマ様、高松を監禁する」では余りに可愛げがないと思い、「グンマ様の仕返し」にしました。恩返しではありません。むしろお礼参りです。
同人的に監禁と言うほどエロさはないし。高松受けを書くなら、徹底的に高松を甘やかしたいです。グンマ様のリベンジ、ではなんかテレビ番組のようで中身がないなとも。リベンジって復讐って意味なので、あんまり楽しい言葉じゃありません。 |
|