■以下、酔ったような内容なので、先に鉄道の話をします。
上越線が、エアセクションでの停車のため3時間立ち往生したそうです。往生とは言葉があれですが、閉じ込められた方は大変だったでしょう。
新幹線でも、エアセクションでの停止&架線の切断があるそうです。架線にパンタグラフがついている状態だと高熱が発生し、架線が切れるのだそうです。
その意味では無理に車両を動かさないで、あの大きくて可愛らしいパンタグラフを下に下ろし、救援を待つと言うのが正解なのだそうです。でもエアセクションなので、本来違う電圧が流れる架線に、一旦同じ電圧の電気を同じ変電所から流し。
やってきた救援の電車を連結し。電車を最寄りの駅まで動かし。かつ、エアセクションに「いつも通り」の二種類の電圧の電気を流し。安全確認の上、運行再開。
これだけの事を、架線も切断せず、怪我人等なしで三時間で終わらせたのはすごいと思います。
■新ムー どうしてムー、ノンノン、スニ、ミイは友人?なのか
ムーとノンノンはカップル的な意味で可愛いと思わせます。スニはヤンソン姉弟のコミックでも、頻出のキャラなので自然です。
ミイは。ムーとノンノンのカップルに水を差すし、ムーを執拗にイジメるし、ノンノンに暴言、私物破壊となんでもします。スニはミイに諦めています、ムラ社会?
もし新ムーのノンノンが孤児で、お嬢様でもなかったら。なけなしのオモチャやお菓子をミイに握りつぶされるんだろうと思います。
守ってくれる、愛してくれるスノがいるから、ミイも現在ノンノンをいじめきることが出来ないだけで。貧乏なノンノンを想像すると、ミイに何をされても文句言えない姿が思い浮かびます。
イジメの温床というか。固定的な人間関係って、トップに上り詰めないと自死してしまうくらい辛いものです。(だからミイは常時威張り散らしているんだと理解 ミムラ姉さんでさえミイは信用していない)
■新ムーの嬰児誘拐の話。
赤ちゃんってどこから来るの、という性教育の第一歩みたいなホンワカ話かと思いきや。
育児中のご婦人の嬰児誘拐
誘拐かつ人身売買 (ムーが自分のエゴのために嬰児をミイに渡したんだが。ムーもミイのイジメの被害者 悪魔なのはミイだが劇中で無罪 無反省)
被害者女性に一切謝罪なし
出てこないミムラ姉さん
と、悪夢のような回でした。もしかして世間ではいじめっ子の方が武勇伝だとかでウケがよく、赤ちゃんを奪われたり、家庭内でコーヒー布団にこぼしただけなのに、執拗にいじめられたりすることに、キーキー言う方がダメなのかと、暗澹たる思いです。
ムーミン谷もエゴと因習と相互監視の国です。当時の日本の田舎そのものというか、スノがどんだけ「いじめられない」事に専心しているのかと思うと泣けます。
名作に触れて癒されようと思った事が過ちだったのか。(スナが好き。でもスナの立場は余りに辛い) |
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