madeingermany

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...... 2021年07月16日 の日記 ......
■ 戦場   [ NO. 2021071601-1 ]

■そういえば。りぼんで読んでいたマンガ、あんまり分からなかったなと思いました。明るく楽しいスクールライフは机上のものだと思っていたし、「明るく優しいママ」「明るく娘思いのパパ」も、ファンタジーだと思っていました。

「明るく優しい両親とお友達に励まされながら、意中の異性と結ばれる少女」もファンタジーだと思っていました。仲のいい核家族、なんでも買ってくれる祖父母。清潔な家、オシャレなお洋服



(竹渕は。ちょっとでもカワイイ文具等をもって登校すると生意気だとイジメにあい、新しくややお洒落な服を着て学校に行くと「しこつけてんな」と罵倒されました。親類のお古の服や、ボロボロの文具がお似合いだと世界中から言われていた気がしました。

腹が立ったので、いい文章を書いて、時々校内で賞を取りました。タダで出来る「よさそうな事(勉強、読書など)」に励みました。本の中には、私の憎むものはありませんでした。自分だけのファンタジアがありました)



■小さい頃から。

父方の祖母が、母の悪口を言うのを毎日聞いていました。

母は私に、義母義父、義姉達の悪口(というか家にしょっちゅう来るなという文句他)を毎日言っていました



父は、近所の人他の悪口を言い続けていました(というか悪口いうくらいしかすることがない男)

別に他人同士の悪口を聞いても、小遣いがもらえる訳もなく。経験的に「目の前の相手が誰かの悪口を言っている場合、言われている相手をかばうような事を言うと、今度は自分がターゲットになる」事が想像でき、ずっと聞いていました。

聞かずに逃げればと人は言うでしょうか



日がしずめば真っ暗になる田舎です。どこへいくにも「親の車」がないと行けません。いつまでも続く悪口に対抗するには、「読書が忙しい」くらいしかいい訳が思いつきませんでした。

しかも「他人は鬼」「他人は人殺し」くらいの勢いで、日々近所の人達や親類の悪口を聞き続けていて、身近な人に頼ることができません。そして大体の人は、「家の人」の味方です。なので、学校で先生方に「今日ね〜朝ごはん目玉焼だったの〜」とか毎日言う変な子でした。担任達を、自分の家族の代わりとみなし、心の平安を求めていました。

(こんな児童嫌だ。多忙な教員にプライベートでの慰安と保護を求めていて申し訳なかった)



結局、本好きで先生大好きな変な子で、無事いじめられました。おかげで「いつか大学の文学部に言って死ぬほど勉強してやる」と思い、志望校に受かりました。変人で通る職場にも恵まれました。

一身上は結果オーライなんでしょうが。

自分の家族はいらないなと思います。信用できる異性に出会えない竹渕が悪いんだと思いますが、家族制度も親子関係も信じるに値しない、頼ってはいけない、頼れないものであると思います。

(あくまで一身上において。多分、家族を持ったらフラッシュバックで気が狂うと思う。竹淵って、家族にはゴミ箱、ないし便所だったんだなと思う。親や祖父母に媚びないと生きていけない立場だったのはよく分かる。他の家の子がそうじゃないらしいと知って、辛くなった

母さん、あたしは貴方の便所じゃないよ(的な事)を言ったことがありましたが、全く話が通じませんでした。私はしっかりした子なんかじゃない、生きていくために大人の貴方同様にすることがあったのだと言っても分かりませんでしょう。)

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