■コロナ禍が終わったらしたいことは、三桁になった気がします。「どこ温泉」「いつの季節」「何線で」「上りか下りか」等組み合わせはダイヤがあれば無限です。
(ダイヤの都合で一種類の行き方しかない温泉もある)
100個あったとして。月2〜3回行動に移したとして、数年以上かかる事になります。本当の乗り鉄は路線の上り下りを踏破して初めて完乗というそうですが、自分はマイルールに従っても相当な時間とお金を用意するのだろうと思います。黒磯に降りたいです。
■夏は憂鬱です。
夏風邪で鼻かみすぎて、耳が重いです。明日起きて、まだ変だったら耳鼻科に行って来ます。
■新ムーミンについて。
旧ムーミンは勢いと、「何かあればスナが鉄砲撃つから」という不思議な安堵がありました。
本当に旧スナは撃ちます。コミックスのスナは武器を携帯していなかったと思いますが、旧スナは撃ちます。大体ライフルの様です。長距離、しかも当たるという、コナンキャラのような特技です。
しかも撃って「解決」することも多いのです。銃を威嚇に使うことはあろうかと思いますが、本当に撃って解決する珍しいキャラなのかなと思います。(車をパンクさせる、泥棒の行動の自由を奪うなどあった気が)
旧スナがいれば、当時の日本のようなムーミン谷の重く閉塞的な空気にも太刀打ちできる気がしました。
新ムーミンのスナは撃ちません。
銃より優しい態度や、理解ある振る舞いで話をリードすることが多いです。まさしく「困ったときスナフキン」です。ただし余りに話が煮詰まった後で、新スナにの所に話が来るため、スナさん最初から村にいればと思います。
新スナは撃ったり、谷の皆から旧スナ程露骨な迫害を受けていない分、見ていて「新スナの深謀でも打開できないこの村」と、よく知っている閉塞感にウッとしました。
義務教育を田舎で受ける時期の様に。身動きできないのに、嫌な事ばかり、矢継ぎ早に来て。対応できる方法は「いなす事だけ」という苦しみがフラッシュバックされます。
スナなのに、旅にいかない印象の新スナさん。
彼が旅に出ると、村に帰ってこない気がします。帰ってくるほどいい思いした村でもなし。ムーとなかよくしていれば、「ムーミンばかりにいろいろしてやって」とミイから謎の攻撃を受ける始末(ミイ苦手)
もう撃っていいよ新スナさんと思いました。
挙句、彼は最終話近くになってムーにギターを壊されます。「返事をしなかった」という、くだらない理由で。シリーズ中ごろの話題ならまだ分かりますが、かなり後半の話です。
これはムーが新スナさんを、相当身勝手にとらえている証拠なんだろうと思います。新ムーミンのムーは、大体そういうキャラです。妙に、自分より「下」のキャラに厳しく冷たいです。
孤独な旅人のスナに、優しくしてやっているのは僕だけという、思い上がりでしょう。友達でもなんでもありません。どれだけスナによくしてもらっても、新ムーのムーはそういうキャラです。あの場面は、明らかにギターを壊しにかかっています。ウッカリではありません。
いろいろな意味で、新より旧の方が好きだったかなと思いました。カバでいいじゃないと思います。 |
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