■キンちゃんについて考えていました。
一応頭脳派キャラの方じゃないかなと思いますが、足らないものが多すぎて逆に好きな子です。
南国登場頃の暴れ様は、単に「シンタローばっかりみんなに注目されていて腹が立つ」というシンプルな理由だったんじゃないかなと思います。ガンマ団だの総帥になるだの、アンタまだ難しい事分からないだろとニヨニヨ読めます。
体が大きくて腕力があって。顔立ちがもろに青の一族だし。ハレも何を勘違いしたのか保護したしで、キンちゃんの真意はよく分からない描き方になっています。
南国後半は、多分余程の青の一族好きじゃないとついていけない展開だろうと思います。第一、キャラの見分けがつきません。アラシヤマ達刺客は登場回数も多くキャラが立っていて分かるとしても、ぶっちゃけジャンとシンタローが似ていると言われても、ソネくんほか同じ顔のキャラが大変多いです。
キンちゃんの特徴?
ムキムキ 長いブロンド (シンタローの髪型の金色版なのだが、金髪ロングキャラは既に激多 あとキンちゃんの髪は長いと空気を多く含む髪質だと思うので、あみちゃん的なズバッとした描き方ではないと思う) 鳥山明目 えらそう すぐ手を上げる 等は最早目印になりません。
南国後半で、ミヤギとキンちゃんの区別が初見でついた人は少なそうです。普通なら、アラシヤマ達シンタローの友達でなんらかの物語が動きそうなものですが、完全に「過去の因縁」「青の一族と赤の一族の話」しかないので、ミヤギ達は癒し要因というポジションじゃないかなと思います。
(つまりミヤギ達はシンタローの守るべき顔ぶれ、シンタローの御取り巻き、シンタローに(アラシヤマと違って)友達がいる証拠、という事になる)
キンちゃんの特徴は
なんかあるとフィジカル面に訴えることかなと思っています。ルーザー様もなんかあると多分、物を壊したり、暴れたり、時には自分自身まで攻撃の対象にしたりする人でした。
メンタルに平穏性がゼロと言うか。「とりあえず動く」のは親譲りでしょう。いつもなんかしていないと落ち着かない人ってのはいると思います。竹淵がそうです。
キンちゃんは無暗に徹夜したり、服破いたり、えらく大きな眼魔砲撃ってみたり、周囲に被害が少ないフィジカル表現を選ぶようになって、南国より成長したなと思います。 |
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