■南国他あみちゃんのマンガを読むと
お金持ちで、知性と教養と余裕のあるご家庭で生まれたんだろうなと思う時があります。
どこというと難しいのですが。まず「イトコ」なんて関係が長続きするのは、本当に仲がいいか、周囲の親類が賢く振舞い、イトコ差別、孫差別をしなかったか。それぞれのご家庭が同等に高学歴かつ裕福でないと、関係は続けられないだろうと思うのです。
イトコってつまりは親同士の関係なので、兄弟全員が同等でないと成立しない何かがあります。所得がほぼ同じでも、年齢や子供の多い少ない等でランキングし合う身内の場合、弱い立場の子供達にはいい環境ではないでしょう。
他、実家が太くて、かつ品性と地位のあるご家庭を知らないとしないだろう発想がちょいちょいあるのかなと思います。(生家に虐待や財産面で問題があると、人生冒頭からサバイバルなので、未来冒険なんて夢見ないしなと思う)
■夏なので、孫差別について書こうと思います。
夏と言えばお盆です。
人目を気にする「おばあちゃん」が異様に張り切る季節です。(昔の竹淵の家の場合)
チヤホヤされまくる、遠方のイトコ達みたいに、いつか自分も「愛される」日が来るのだと信じていました。「イトコの何ちゃんは、中学校に入るからおばあちゃんにプレゼントしてもらうんだ、アタシもあと何年かで同じように素敵なものを買ってもらえる」と信じていました。
ですが
遠方のイトコ達は、生まれた時から、祖母からありったけの財産と愛情を傾けられていました。ゼロ歳だろうが、三歳だろうが。竹淵もゼロ歳なり、三歳なりの時期があってもそれは「別」だったようです。
(無邪気に、アタシもいつか素敵な贈り物がもらえるう〜と勝手に信じて期待でもしていないと、金田一少年の事件簿になっていたと思います)
人生で最大級の腹立たしい事は
ケチ、冷たい、乱暴、無口等の人間と付き合わざるを得なくなった場合、当初は「質素倹約な人」」「そういう人」と自分を納得させようとし、しばらくは何とか付き合えると思う。
しかし自分で自分をだましてまでその人と付き合って
その人の「お気に入り」の人が現れて、ニコニコ、大盤振る舞い、優しい言葉のシャワーなど惜しみなくやっていのを見ると、気分は金田一少年の事件簿になってくる。人に優しく出来ない人なんじゃなくて、この人はあたしに優しくする気がゼロなだけということ。
一応理由等聞いてみても、「たまのお客さんだから」「世話になっているから」等あれこれ言うのだろう。あと無自覚の場合、全く話にならないと思う。じゃあとこちらも冷淡な態度に出ると、「理由のないあてつけ」「性格の悪い女」「恩知らず」とさらなる攻撃のネタにされる
どんだけ、そいつにアタシが無価値で意味のない存在のなのか、よく教えてくれる瞬間だと思う。たまのお客さんより、始終世話をしあう?関係のアタシの方が100倍大事じゃん?と思う。相手はそう思わないらしい
水一滴、服一枚にいちゃもんをつけて質素をうたう男が、自分の好きな新車だの自分の趣味だのに何十万何百万出す瞬間も何度となく見た。
南国のキンちゃんが、「シンタローがねたましい」という理由で暴力を振るうんだが、キンちゃんの選択が妥当ではないにせよよく分かる。ただ、仮にキンちゃんがシンタローを殺した場合、絶対に周囲から賞賛だの愛だのは得られないし、キンちゃんが更に窮地に陥る。だから私も金田一しない。 |
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