■高遠少年の事件簿を読みました。一サイドのお話の性善説的な部分に、読んでいると疑問を感じるので、高遠のダークさが好きです。
高遠が言うように、一と高遠は平行線です。美雪他、明るく正義感と優しさと運のある人達に囲まれた一が、「人間」に絶望する事はないし、高遠が身に染みて分かっている「人間」の絶望的な面を見直すかというとしないでしょう。
同じものを見ても、一と高遠では抱く思いが違うだろうなと思います。二人とも出来ないのは「犯罪の予防」と「犯人の更生」です。
一も高遠も「お母さんが悪い奴に殺されたから、アタシが悪い奴を殺す!!」的な犯罪の「お母さんが殺された」方の殺人にはノータッチでしょう。ましてや殺人を犯した相手の人生のやり直しまで、負わないです。
(関係ないが、校庭でご遺体を二人分焼くって。火力が足らないし、においが漂うどころじゃないはずなんだが )
■昔はなきんデータランドが放映されていた頃。幽白の全盛期で、オタクじゃない知人に「そんなに興奮する竹淵ちゃんを見たことがない」と言われたものでした。
そりゃあ、24時間テンション高い訳じゃないし、貴女の前で大興奮する事がなかっただけと思いました。同じように?クールだとか冷たいだとか言われる人も、「アタシじゃない誰かの前」では別人の方に、優しくホットなんだろうなと思います。
人として当たり前の事なんですが
そうやって人は人にランキングしているんだなと思います。親しさのランキングとでも言うんでしょうか、優先順位、愛しさのランクとでも言うんでしょうか。
あんまり誰かのランク上位に入ったことがないのでよく分かりません(大家族だった上に、男尊女卑、ケチな父の存在等で人間関係のランク下位かランク外を常にキープしていた。
自分を愛さない人にお熱になって、キモがられてバカにされるより、蔵馬に夢中になっている方が精神的に穏やかだったのは間違いない 人は自分の好意ランキング下位の人に近寄られると怒るものだと思う)
■ポルノグラフィティの歌を聞いています。
ザクザク来るところに、グンマ様を思い出します。キンちゃんはキレやすい子だし、シンタローはシンタローで悩みの消化力がすごい人ですが、グンマ様の場合「そもそも悩まない」前提でキャラが出来ているのが辛いなあと思います。
南国アニメのグンマ様の「高松〜」呼びも、あれはあくまで高松と言うかわいそうで孤独な変態に、可愛いグンマ様が昔からああやって「役目」「居場所」を与えていたのかなと思います。
子供って、親の想像もつかないようなことをたまにするよなと思います。
(自分も、成人前は親の人間としてダメなところを見てみないふりをし、時には賞賛し、同意もした。自分の立場の維持と、今ここでこいつを否定したらいろいろヤバイとわかっていたのだろうと思う。)
グンマ様は思う存分、対高松にポルノの歌のような厳しい感情を向けていいと思います。 |
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