■あまりにも谷崎の活躍期間が長いので、読む作品ごとに扱うテーマが違う、別の人が書いているんじゃないのかと思うくらいです。
でも基本的には同じ人、同じわがままが貫かれている気がします。
・「妻の妹」「義理の息子の妻」等、普通なら遠慮するだろう女性が好き。そして捨てる。そして別の若い女性をターゲットにして、作品を作る の繰り返し
・女性拝跪とか言うが、谷崎は違うと思う
「俺が足をなめたいくらい、いい女が欲しい」という無茶な欲求が強すぎて。瘋癲老人日記みたいな「舞台装置」を作ることに燃えていて、女達も台所太平記みたいな「ハーレム」になり、真意がわかりにくい
・結局「足をなめたい」と連れ回した女達も、いつかは谷崎に飽きられる。そんなことされて嬉しい女性はあんまりいないと思うし、谷崎の欲求も変わってくるし、結婚して所帯を持って子供を育てて・・・という「普通」の家が嫌いな谷崎に、そもそも「結婚」は似合わない
・あれこれ谷崎が横車を押した結果(瘋癲老人の頃?)、松子夫人と重子さんの怒りの記録が残っている。一時は松子夫人の方が「偉かった」「お金持ち」だったと思うが、ノーベル賞級の作家の谷崎に女達の「苦情」「怒り」はあまりに無力だったのでは
■谷崎と涼介をごっちゃに楽しんでいます。並べると、谷崎、漱石、高松とかの並びなら納得ですが、涼介の立ち位置が自分の中で安定しません。赤城温泉郷で一泊してくれば気分も変わると思うんですが。
アニメイニDは来週の連休ごろから見ようと思います。コミックスとまた印象が変わるのかなと思います。
ちょっとだけ見たアニメイニD、暗い山道で、「速ええっ」とか落語心中の与太郎の声が響いていました。
関さん、CCさくらの桃矢お兄ちゃん、Gガンのドモン、落語心中の与太郎と、大体の年代にくまなく出ているイメージです。啓介のぶっ飛び具合も、関さんの声だと普通に聞こえてくるんだろうなと思います。
子安さんは
ちょっと前までムーミン見ていました。
西本さんのシブいスナから、愛らしい妖精さんたるスナへの変更という事で、難しい役だったのかなと思いますが、まさしく春の妖精さんと言う役どころでした(そうとも言えるし、ムーミンママには素直だし、意外と強気でもある複雑なキャラだった)
どのアニメでも、完全に世界観とキャラの立ち位置、人間関係、性格等を読み下しての演技だそうなので、自分の中の涼介への解が正しいのか今から不安です。
涼介は
赤城山大好きだし 高校卒業あたりで車に目覚めた、カワイ子ちゃんだし(少なくても無免で峠を攻めたり、始めは二輪でかっ飛ばすタイプの子ではなかったのでは)
イケメンで有名って、本人が一番げんなりする知名度の広がり方だし。プロDは、学生個人の「しかけ」にしては大規模なのだけど、考えようによってはグンマーの最大活動範囲の限界を見たとも思えるし。
高崎高校トップなのに群大進学だし
多分、啓介が成長すれば性格もドラテクも啓介に抜かれるし(大体どの家も次男の方が器用で世渡り上手)
子安さんの「解」が楽しみです。でも序盤の涼介はガラが悪く、言葉も態度もよろしくなく、若干気障で居丈高で(可愛い人だ) |
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