madeingermany

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...... 2021年09月24日 の日記 ......
■ 劇場版   [ NO. 2021092401-1 ]

■拓海って難しいキャラだなと思いました。

涼介=クレバー、啓介=熱い、文太=イケオジ、池谷さん=優しい人、等イコールになる言葉が見つかりません。イツキのいうボケ男というのは、拓海の一面であって、三木さんの声の裏にある、拓海の深淵には合わない言葉です。

拓海=可愛いでもいいかなと思うのですが。御木先輩を殴りつけた時の拓海も、十分拓海だったと思います。なつきをかばいたかったとしても、「自分は誰かを喜ばそうと思ったことがない」と言い切ってしまえる拓海は、やや常人から遠い気がします。



媚びない、とかは「滅茶苦茶他人に媚び勝ちな愚かしい自分」あってコトなので、拓海は媚びないキャラなのではなく、媚びという概念自体なさそうです。

涼介と同じで、あまりに何かについて200%の力を持っている人は、どこかでマイナス200%になるのかなとさえ思います。拓海の場合、恐怖心が少なそうなのは言えています。でもそれだけじゃなくて。拓海には承認欲求が少ないとも言えるし、上手く言えません。

ただ何となく、「この子違う」と思わせる三木さんの声を聞いていると、ワクワクしてきます。拓海の「ボケ男」ぶりって、本当にボケると見ていて困るので難しいだろうなと思います。



■ふと

昔のアニメと、今のアニメって全然違うんだなと思いました。あの長いイニDを劇場版にすると、結構無理が出ると思います。実写版に至っては啓介とFDが不在と言う、別世界になっていました。

昔のアニメ

・夕方6時〜8時くらいにテレビで見られる。

自分はアニメ見て、風呂入って学校の復習予習して〜というサイクルだった。普通のクラスメイトが見るバラエティ番組はほぼ8時〜なので、勉強の時間がなくなるのでみなかった。というか、実物の人間なんて飽きるほど日中見るので、テレビつけてまで人の顔見たくなかった。


・劇場版と言えば、「謎の集団現る!!拓海最大のピンチ!!」的な50分くらいの短いアニメだった。


こういうまんが祭り的な事が出来るのは、「みんなが知っている人気アニメ」だからであって、拓海って誰?ハチロクって何?からアニメに盛り込んでいかないと近年は困るらしい。

ドラゴンボール等だと、まさか「悟空ってどんな人?」からはやらなかったと思う。

コナンはいちいち最初に「黒の組織に薬を飲まされて〜」をやるが、正直あの説明で灰原や赤井さん周辺、安室の事を説明しきるのはボリューム的に無理になった気がする。



「みんなの大好きな人気アニメ」が世間で固定化しなくなったので、「拓海は豆腐屋の息子で〜」等全部語らないといけなくなったのかと思う。(イニDは人気作品、人気アニメだけれど、どうしても未視聴・未読の層がいる 昔より「皆のヒーロー」が共有されにくい時代ではあると思う)

イニD新劇場版も原作の全てを網羅するのは無理だろうと思うし(まだ三巻目まで見ていない)、全く違うアニメとして再スタートしたのかとも思う、声違うし。

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