■下にいろいろ書いてありますが。
二次元に「家族っていいな」を求めるのは、多分やめられないと思います。イニDで、血縁でもないのに拓海やイツキの兄貴でいてくれる池谷先輩に癒されます。
真子ちゃんの件は、多分彼の走り屋としてのプライド、男としての沽券みたいなのが邪魔して、雑誌の仕事や涼介の事抜きにしても、いつか破綻したかもと思います。
真子ちゃんも、あれだけ異性に囲まれて走っても、恋が芽生えなかったあたりで分かっていたんだろうと思います。男は自分より「偉い」女が好きじゃないんだと。真子ちゃんが誰よりも速いから、異性が逃げるんだよと。
どんだけ追い詰められて、池谷に処女をあげると言ってしまったのか分かりませんが。真子ちゃん男はそこじゃない、自分より「下」の女が好きなんだよと思えて辛くなります。
(そういう男しか見たことない自分が悲しい)
■大家族あるあるだと思うんですが。
大家族で農業等、家業などあると、周囲の人の「優先順位」がよく分かります。今でこそ上の世代が死去等でいなくなったのでこじんまりとしていますが、「人が沢山いるってこういうこと」と小さい頃学習しました。
竹淵の家だけかもしれませんが。主に父の母が
・対人関係は、好き嫌いで決める
嫁=キライ、娘=目に入れても痛くない 嫁の子=大嫌い、娘の娘=わが命より大切
息子=愛している、息子の嫁=憎い 息子の娘=憎い女の娘、もちろんキライ
つまり父の母、私の祖母はどう転んでも私がキライだったんだなとよく分かります。昔は素っ気ない人くらいに思っていたし、イトコ達が高価な車や楽器をわんさか買ってもらう姿に疑問を覚えませんでした。
あ、この人竹淵がキライなんだなと大人になって知りました。嫁=キライ、を通して亡くなった人でした。
結局、祖母の細かい面倒等を見たのは私の母だったのですが。世話をすれば好かれるはずもなく、家の中は怒号とののしりと軽蔑で一杯でした。
無論、父に祖母の刃が向くはずなく。
息子カワイイ、嫁キライ、息子には汚いことさせない、嫁は家来、嫁の産んだ子は単なる労働力、等、実に頭に切り替えの鮮やかな女性でした。
家業で稼いだはずのお金、多分みんな、自分の娘家族に配ったんだと過去の収支を思うと想像できます。私や私の母には一円も来なかったから。
嫁の子は憎いと言いますが、あてはまったケースなのでしょう。家庭は心の逃げ場とか言いますが、別にそうは思いません。悪意って、本当に身近でした。
(こういう悪意のストリームを父は聞いても信じない。ディズニーより分かりやすい世界なのに、私と母の苦痛を認めない。ミニチュアの祖母みたいで気持ち悪い) |
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