 ■近所の温泉に塩サウナがあったので、行ってみました。一緒に入っていた人がザリザリ肌に擦り付けていたので、自分も真似しましたが、あれは塩を肌の上の置くだけなのだそうです。
かつ、塩サウナ後はシャンプー等はしないでいいそうです。洗っちゃったじゃないかと、全て終わった後に知りました。次回があれば、いい方法で入れればと思います。
■谷崎は接待的な文章を書くのかなと思っていたら、多分乳野物語がそうなのかなと思いました。谷崎なので、どこまで創作なのか、よく分かりませんが。
時代劇の中の人達より、取材に動く谷崎一行の方が面白かったです。雄琴温泉も作中に出てきて、ああ、コロナ禍さえ終われば行くんだと思いました。
■なんか読みたくなったので、スチーブンソンのジキルとハイドを読みました。宝島とか、ドラえもんなどを読む時でも、一回は読んでおこうと思っていました。
多分原文ですが、漱石もスチーブンソンを読んだそうです。私が読んだのはジキルハイドだけですが、漱石の書きたそうな内容だなと思いました。
漱石と言うと、結婚と男と女、金、健康、家族間問題のドロドロですが。作家として、ミステリーチックなものを書こうとしているのもよく分かり、こころの先生の過去の話なども、一種のミステリーだったのかなと思います。
それにしては、本人達さえ解けないミステリーで、探偵役もいないと言っていいミステリーです。一応、各小説に探偵役、視点役の男達がいても、あんまり役に立ちません。千代子?を高級娼婦だとか言い出したり。
不妊に悩むご婦人に、「なんで子供が出来ないんでしょうかね」とあからさまに言ったり。デリカシーがないを通り越して、傲慢です。兄嫁と兄をからかって見たり、無論責任は取らなかったり。
スチーブンソンの様な柔道的な大技は、漱石には似合わないんだろうと思います。小刀細工を嫌った?漱石ですが、実にこちょこちょした部分もありました。 |
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