 ■何年かぶりに、漱石の三四郎を読んでいます。漱石の文章って性的だなと思います。地の文が既にセクシーなので、美禰子・野々宮の関係や、三四郎と女達、等肝心なことが読めなくなります。結構ドロドロなんですが。(お光さんは婚約破棄されるのか)
そういえば。自分の文章で啓介に、肉感的という言葉を使わせたのですが。肉感的の意味は。
主に人間の肉体そのものが、ムチムチ、プリプリしていて(ムキムキも可)、キュートでプリティーで愛想もよく、適度に若く、なんかこうこっちの欲求を100%以上に聞きそうな感じ、という意味です。
華麗に瀟洒に言いたいから、「涼介はいつになく、京一の肩が肉感的に見えた」と書くのであって。源氏物語ならどんな濡れ場でも短く済ますあたりが、国語のトルクだなと思います。(よく分からんがイニDでトルクトルク言うのは、「踏む力」の事らしい)
京一さんの面白いところは。口調に非常に幅がある所です。舞台俳優の様なしゃべり方もするし、清次と話す時は砕けているし。相手が涼介の時、相手が拓海の時でも相当違ってきます。頭のいい人なんだろうなと思います。そういう人の方が肉感的なんだよ京一さん、と思います。
■凛さんが涼介のドラテクに詳しいので。涼介の運転は20歳くらいには完成していた事になります。23歳で拓海に出会って、完成したつもりが〜になります。
21歳頃、京一と出会った頃が、多分一番傷心していた時なので、心理的に大丈夫なのかと思いますが、ドラテクは安定していたようです。
高卒が多そうなイニDのキャラなので、涼介の年齢は余り参考にならないんですが。当時だと男性の初婚年齢は28歳くらいです。涼介の場合、圧倒的に見合いだろうし、仕事柄いつ結婚するか謎なので、あまりあてになりません。
何が言いたのかなあと言うと。
彼の人生で、走り屋ってどんなくらいのウェイトなのかなと。イニDなのでバトルが全て、で全然いいんですが、だから奈保さんや恭子みたいな例が出る訳で。「彼等」は一体何人の人生をクラッシュさせるのかと。
トオルさん、もう今日にでも走り屋やめていいよと思いました。
涼介の場合。好きなだけタイヤでも何でも買えるあたりで、最早何が彼の人生のハードルなのかと思います。あえていうなら、ゴール(高橋クリニックを継ぐ事)の決まった人生そのものでしょうか。
取りあえず。他の人は貴方程タイヤ買えないんだよ、というあたりから涼介には知って欲しいなあと。(わかってああなんだろうとは思うけど)
香織さんとの事さえ、多分、涼介の登場で凛さんと香織さんの長年の「交際」が、文字通り血みどろの終わりになったわけで。
何故涼介が「奇跡的に軽症に近い」のかと言えば、香織さんは涼介を守ろうと必死になったし、凛さんが「涼介が俺の女に手を出した」のを知ったのが遅かったからだけで、涼介がラッキーだったとも言えます。
もう涼介、自分より立場や性格の弱い人と付き合っちゃダメだと思います。皆が皆、京一みたいにタフな訳じゃないんだからと。
(タフなだけじゃなくて、21歳頃の涼介に何らかの「手ごたえ」があったんだろうと思う。そっかー、走り屋としては一年会っていないけど、普通にちょくちょく車抜きで会っていたんじゃん、思う うん) |
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