■あんまり買い物に出ないせいか、ホワイトデーだってことを忘れていました。テレビも新聞も、凄惨な記事が多く、職場でホワイトデーなんて今時のイベントではないようです。(若い頃は、ほぼ仕事で菓子買ったり配ったりした。当時は神聖なる義務だった。)
折角だからイニDのホワイトデー
・拓海にそういう感覚が薄そう ・秋名でそういう話題は多分厳禁
・涼介&啓介の周辺では最早アイドル事務所みたいに、ふーみんが軽トラック等で対応していそう
・いろは坂
趣旨的に「もらったら返す」のが原則なので、地元の関係者等から「もらった」場合、「返したか」の確認がリーダーから入る。個々にもらった場合は、リーダーが把握している場合は促し、円満なら構わない。
何人かは「関係者からチョコもらって食ったがお返しなんか考えていなかった」と、走り込み前に発言するので、お店も閉まった夜中、リーダーがありあわせの材料でクッキー焼いて、午前零時までに「お返し」をする。
最早いろは坂名物なので、クッキー食いに赤城のリーダーが来ている時もある。赤城のリーダーはチョコも食うしクッキーも食う。
■三四郎の。美禰子の何が罪なのかよく分かりませんが。確かに野々宮からプレゼントされたり、ちょっとコソコソしていたりはしています。
三四郎には分からないけれども、彼等は婚約状態に近かったのでしょう。「兄の縁者」でもある野々宮は相当な、結婚候補だったのでしょう。
美禰子に具体的に何もしない野々宮が悪いんじゃん、と思います。三四郎は美禰子にドキドキしていたいだけの「子供」でも、野々宮は一応大人の男です。
むしろ細雪じゃないですが、若い美禰子に「男」探しをほぼセルフでさせている周囲が悪いんじゃんとも。
■三四郎の与次郎って、面白い奴だなと思います。まだ運動会の場面までしか読んでいませんが、ここからが与次郎のハイスピードぶりなんだよなと思います。
漱石の小説の主人公格の男達は大体怠惰で臆病ですが、二番手くらいの男達はガンガン行きます。そして大体失敗して、金持ちの主人公達に金を借ります。
・明暗の小林 人生の敗北者ながら元気いっぱい (謎の未完部分は小林の独壇場だったとも言う)
・虞美人草の小野 目指せ逆玉☆ (藤尾はちゃんと小野を愛していたと思う)
・それからの平岡 結婚して就職して破産する (人生のエレメント山盛りな平岡 姦通までされる)
・坊ちゃんの赤シャツ 略奪婚でハッピー☆ (マドンナもうならりより彼を選んだらしい)
他、突っ込み甲斐のある男達ですが、それくらい暴投しないと漱石の書く主人公たちは何もしません。低回極まれり。与次郎もガンガン行動し、ドンドン失敗します。
三四郎って三四郎の話ですが、与次郎が主役の話が読みたいなと思いました。エリートに非ざるらしい彼の、駅のホームで今も待っていそうな女との話とか。与次郎なら、名古屋の女とどうしていただろうとか。 |
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