■読まなきゃ落込まないかもしれない、社会学の本。家事労働ハラスメントという本を読んでいます。女性の無力感、無為・無価値に扱われる世界、等ページにとことん書いてあります。
(よく分からないが、自営業の男の妻が一緒に仕事しても、基本的には「サラリー」でないらしい。農家だった祖父母が、徹底的に「同居の嫁、同居の孫(竹淵)」を軽蔑して酷使させようとしていたのは、法的に正しいらしい。家事労働はゼロ円、という。
・・・アニメのイにDの文太が神に見える、拓海の豆腐配達代ちゃんと計算していた文太)
社会学って。
・例えば「日本古来!!」「日本独自!!」「こうでなくっちゃダメ!!」「男エライ、女(略)」的なもんが、いかに嘘っぱちというか、「誘導」「創造」されたものなのかわかる本なんだろうなと思う。
・夫婦同姓、同居 ・元旦の初詣 ・「勤勉な日本人」他
・「お嫁さん」(※昔の大きな商家等だと、生まれた女子にいい婿を見つけて商売を栄えさせる方が普通だったらしい。男子直系にこだわるのは、武家くらいだったという。上流階級の慣習を、庶民も真似した、明治政府の誘導で・・・ということらしい。確かに落語だと、婿取りの話が多い)
・学校や警察等の「習慣」やっぱり明治政府の考えだったらしい。お墓や葬儀等も、やっぱり別に「伝統」というには日が浅いものが多いのでは
・・・別に今ある事を否定するわけではなく、「変化していくもの」として、柔軟に考える学問なんだろうなと思います。
少し前から、女性活躍とか政府が言いますが。
・結婚して夫に尽くす(なんで) ・男児を沢山生む(いや大学卒業時23歳だから) ・義両親の奴隷になる(いやだ)
さらに、「男同様に24時間ぶっ通しで働く」が加わるなんだから女全員死ぬよなと思います。
昔の女はそれくらいしたとか誰か言うと思いますが。
「昔」は身分の差が歴然とあって、中流以上の家には使用人がいます(漱石クラスの家庭には「おさん」がいる。坊ちゃんの家にも、漱石の書く家庭は総じて金持ち)
一回、日本史読もうぜと思います。さもなくば、明治以降の日文を読むと、令和の世とどこか違って、どこが同じなのか分からないかなと思います。
(別に漱石クラスの暮らしがよかったとは思わない。令和の暮らしが全部いいとも思わないけど、せめて今の日本を語りたいなら、一回戊辰戦争あたりから確認するといいと思うんだ 薩長こええ) |
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