madeingermany

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...... 2022年10月11日 の日記 ......
■ 二次元   [ NO. 2022101101-1 ]

■湾岸ってクールだよなと。そういえばこれこそルーレット族で、目下コロナ禍で高速が空いているから、また走る人が増えたとか聞きます。

アキオ、何度も大怪我したと思いますが、母親も父親も来ません。一応まだ扶養の身、父親の戸籍にいるんだろうなと思いますが(※婚姻後の両親の戸籍から、離婚後母も父も結婚して戸籍を新たに作った場合、アキオ一人しかない戸籍になる)。



息子がルーレット族であること以前に、アキオに関わると、父も母もお互いの今の家庭に響くとかで、本当に関わらないのでしょう。

その辺のモヤモヤも劇中で出てこないかなと思っていたら、出て来ませんでした。レイナも堂々ルーレット族なので、あまりリアルに描くと困りそうだし。島先生に至っては。

イニDがファンタジー多めで甘いのかもしれませんが、せんじ詰めれば両方「やばい」のだと。(拓海・信司のの無免時代等、細かい事を言うとガムテープデスマッチとか、マンガの世界だけど。公道最速理論・・・京一みたいに、あくまでモータースポーツというならまだしも。)




■二次元に、不用意な現実感なんかない方がいいよなと思うんですが。

カードキャプターさくらの世界だと、あるあるなクラスでのイジメや、「ダイコン買う」みたいな描写は絶対にないそうです。イジメは兎も角、お大根はリアル過ぎてさくらの世界に合わないとか聞きました。

織田作の小説の様な、「いらんこと」ばかり書いてある小説が結構好きです。

織田作だから出来たのかもしれませんが、有名過ぎる夫婦善哉も、結構「ヒドイ」です。




夫婦というタイトルでも、主人公の男には妻子が別にあります。要は内縁関係、ザックリいえば愛人同士の関係です。蝶子が男の子供に会おうと言う場面がありますが、マジで彼女達妻子に蝶子は憎まれていて、なんで会おうとしたか?と思います。

そこからしてダメじゃんと思うかどうかは分かりません。織田作の頃はOKだったというか、ほぼそんな話ばっかりだったと思います。1940年刊行だそうですが、モデルになった時代はもう少し前だそうです。



延々と続く、何々が何銭、何々がどれくらいという描写も、織田作が軽妙に書くから何となく分かった気になるだけで、実は読んでいても分かりません。

漱石の三四郎で、美禰子が20円だか三四郎に渡しますが、あの金額のリアルさも分かりません。ただ志賀が160円(=現在で大体300万円くらいらしい)の自転車を買ったとか言うので、1円=2万くらいなんでしょうか。



そう思うと、40万円競馬で使った与次郎は余程の大物だったんでしょうか。よし子がバイオリン欲しいと言い出したのも、思えば結構な支出です。みんな学生みたいなものなのに。

細かい事はいいんだ、と思いたいものですが、細部が面白くてためになると思ってもいいかなと思います。車は難しいですが。

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