 ■漱石の猫を読みました。
竹淵の心の主食なので、読んだ〜というリアクションではなく、美味しかった、ご馳走様と箸を置くイメージです。中期、後期の漱石の文章には減っている、すがすがしさがありました。
ザクザクした感じと言うか、金田に対してブツブツ言う主人が可愛いです。今後、「金がないと生きていけない」事実に、漱石作品の人物達は全員遭遇します。明暗の岡本は?と思いますが、あの一家はお金あります。
漱石は金と異性の事しか書かないと言われますが(※文明論等除く)、本当に書きません。金と性に強い作家なので、多分世間から忘れられない作家の一人なのかなと思います。(※高尚な作家です)
金と性がテーマなのに。お嬢さんというセックスの相手&家屋敷&安定した生活を、望んだKが自殺する話がこころ。金と性のハウツー本ではなく、苦渋を書き続けたのが漱石なのかなと思います。
■何の本が読みたいかなと思った時、古典部シリーズの続きでした。
アニメのえるは、超絶スーパーエリートお嬢様で、美人、オッパイも十分、肢体もしなやかで、ほぼ初対面の奉太郎に、ボディをグイグイ押し付け、休日にはプライベートで呼び出す、という暴れん坊でしたが。
最大のえるの暴れん坊は、割と豊かなバストのラインをガンガン奉太郎に見せつけながらの「気になります」でした。あー、える、自分で分かるだろ?頭いいんだろと思いました。
おじさんの失踪の理由は、名家の娘に対する、ロリコン疑惑からの逃避かなと本気で思います。
・・・そんなえるが、土蔵で引きこもり
原作とアニメで、えるの印象がかなり違うので動揺しますが、いまさら翼と言われたえるの今後、やっぱり公式で発表しないと想像になってしまうのかなと思います。
そもそもえるが、名家の後継ぎとハッキリ父親から言われたのか?多分言われています、えるがそこまで真面目に受け止めると夢にも思われないで。
親とはそういうもので。
スポーツ選手になるんだよとか、死ぬほど努力しても難しい事をサラッと言うかと思えば、翌日には、健康なら十分!とか言い出す生き物です
かつ、「あたしそんなこと言ってない」と言い出す生き物です。えるも、さぞアホらしい思いをしたのか、もしかしたらえるの事を考えての親の言動かもしれませんが、親子関係なんて、そもそもあまりいいものではありません。 |
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