■あれこれ、しげの先生の作品を読んだ結果。イニDの?????と思う点は、多分、???????????と思う点を、食べやすくした形だったんじゃないかなと思いました。
源泉と浴槽、スパイスそのものと給食のライスカレーくらい違う気が。
それにしても。白石さんの、実父も、片思いだった拓海も、「なつきとセックスしている」「しかも別に長く付き合う訳がない」という事態。白石って名前だけで、誰の実父かなつきも分かりそうなもんですが。
多分、もっとエグイ話もイニD内にあり得たのかもなあと思いました。それくらい、イニDとバリ伝は先生の作品群の中で異色・別格なんじゃないかなと。
序盤、拓海が御木先輩を殴るくだりも、本来多分もっとヒドイバージョンがあって、何故かマイルド・漂白になったんじゃないかなと。
■恋愛ってなんだろうなと。
カーバトルマンガとか、バイクで世界を目指すマンガとかなら、「大体」分かる気がしますが、漠然と恋愛マンガってなんだろうなと。
もう正直
古めの「りぼん」レベルの、ドキドキがいいなと
登下校中に目が合ったとか
同じクラスになったとか
イジメから守ってくれたとか (守ってくれる男がいい)
同時に、昨今のデジタルネイティブには分からない世界だよなと。
でも人間の根幹は同じだなと思います。
ジェーン・エアのロチェスターの妻を題材にした小説、サルガッソーの広い海を読んだんですが。これ、令和の日本でも普通にあるなと
・話を聞かない男 ・ケチで強欲、妻の財産をむしり取る男 ・暴力をふるう男 ・新妻の前で浮気する男 ・とんでもない劣等感の固まりの男
・・・・バーサ、サルガッソー〜ではアントワネットという名前になっています。確かに、ジェーン・エアを読んで感じる違和感の、一つのアンサーになっているなと思いました。
狂人の妻と劇中あっさり言われるバーサでしたが、なんで?結婚した時は?など、ずっと疑問でした。多分ジェーンも、近日「狂う」でしょう。ロチェスターが、失明と片腕を失った事で先に「狂う」だろうから。 |
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