■イニＤの「成功」について考えていました。高嶺の花の主人公のボヤキ？が先生ご自身のボヤキか分かりませんが、「（イニＤは）受けないと思った」のかなと思いました。
ただ、受ければ受けたで「二匹目のドジョウ」を嫌うだろう先生はどうされるのか。以下雑感です。
イニＤの「成功」って、拓海の故郷である秋名、店長・文太・池谷達がしっかりしている点も大きいんじゃないかなと思います。他の作品だと、孤独そうなキャラが多い気が。
・拓海の性格は、先生の作品の中では相当特異なんじゃないかと思う。仮にグンの特徴から言えば
・体制嫌い→これは拓海も同じか。ただし涼介には従順な拓海。面食い？
・勝ち気→拓海は隠れ「勝ち気」。勝ち気と言うと、どちらかというと啓介の方か（涼介は別格）
・強がり→ボーっとしている拓海なので、バトル中しか発揮されないだろう「強がり」。涼介・啓介は強がりと言うより「強い（立場的に強い）」。啓介は「強がる」こともあるか。
池谷、イツキ達の生活上の「強がり」は結構あった気がする。カーバトルマンガなので、「強がり」は全キャラ起こりえる。
・異性への興味はあるがあんまり出さない→拓海は天然・ボンヤリで回避。この辺は池谷、イツキ達の方が「自然」かもしれない。涼介・啓介は恵まれ過ぎて分からん。
・家族がほぼいない→ここが拓海とグンの違う所かなと思う。兄弟だけで生きてそうな高橋兄弟はあれだけど、イニＤにおいて文太の存在は大きい。
・天才肌→グンはフラットに天才だったと思う、拓海は無意識系というか、天才なんだけど天然・ボンヤリの方が強めの性格では
・不安定→意外と拓海は安定したキャラ。「いつも通りやるしかない」と普通に言える子。グンはテンション低い時は本当に低い
・喧嘩強い→拓海も喧嘩出来るけど、序盤以降肉弾戦はしていない。啓介の専売か。
・イケメン→外見の要素は、涼介・啓介、渉あたりがガバッと取ってる気がする。拓海は美男子でも目立たない方。
高身長→グンはノッポ。拓海は平均。イニＤにおける外見の要素は大体涼介・啓介の専売。ムキムキのエンペラー勢の方が竹淵は好みだ。
金持ち→グンはお金ある。拓海は「貧乏」。この辺も涼介・啓介の専売。豪ちゃん・凛さん、スパイラルもお金持ち
都会派→そもそもイニＤの舞台は山。全てが都会ではない。ロサンゼルスとかない。
勉強は出来るがガリベンではない→グンは一応工大に進学した。拓海は勉強自体、卒業できればいいというスタンス。この辺も、涼介・啓介の専売（※啓介は勉強しないだけらしい）
イニＤって。グンがほぼ独り占めしていた「要素」を、拓海、涼介・啓介がバラバラにして消化して。それぞれの個性や立ち位置にして。
かつ、グンにはなかった帰れる故郷や、家族、最後まで一緒にいられるライバル、仲間を足した形かなと思いました。
（歩惟とのロマンスは、怒涛の本編以降の、あいは休学中だから学校は〜とか、また一年サーカス暮らし？とか山積みの問題を越えてからが本気では。劇中のままだと、ただのお色気パンツ要員、とも言えそう。またグンに強姦されないとも言えないし） |
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