 ■ヒロインにはなれなくても、自分の人生は、みたいな気持ちに人生で数か月だけなって。
あれこれ考えて、「ともあれ気持ちを伝えよう」と思い、シンプルな便箋と封筒に目下の事を書いて、当時の婚活相手に渡した事がありました。数通あったでしょうか。ロマンチックな話ではなく、相当シャバの話もありました。
はい、
一回も返事はありませんでした。「男はろくに返事しないもの」という猛者の周囲の女性達の意見もあり、高橋涼介と同じくらいキレやすい竹淵は(※すみません)、我慢しました。
態度で示してくれるならいい、いずれ返答もあろうと思い「つづった」んですが。最終的には、金銭で解決しました。武勇伝でもなんでもないし、多分恥の方の部類の出来事ですが。
仮にこちらが真剣でも、話を聞かない相手がいる、という勉強にはなったなと。どうすればいいかって、やはり暴力、暴力が全てを解決する
(ではなく、法でも人間関係でも自分の技能でも、お金でも時間でもいいから「味方」「武器」をぶん回して戦うだけ。ヒロインにはなれないけど、自分が自分のヒーローになれる、と思う)
そんなオチのない話から、周囲を気遣える須藤さんを見ると泣けてきます(※ステッカー切っちゃう事件は、まあ)
■月の病のせいか、自分の収骨は自分では出来ない、という事実についてしばらく考えていました。
(土葬だとこの過程は起こらない。仏教が盛んだったらしい平安時代、お弔いされない仏様が京都の町の隅に山積みで、ひどい状態になっている・・・という谷崎の小説がある。
収骨しないと、浄土にいけないという発想は、実は結構最近のものなんだろうか。火葬は明治時代から)
結局、若い頃暴れる様にした婚活、なんの安定にもならなかったし、自分の収骨はやはり自分で「する」気でいないと駄目だと、小学生の頃思った自分の姿に帰りました。
(※自分の住む山の町は、残念ながら「最期を迎えるため」に山に入られる人が多い。で、その部局の担当者から「ご身内」を懸命に探され、どうにもならないと、税金で「収骨」にいたり、行政の用意した場所にお骨を休ませる。
決して、山の中に一人で消えたとしても、行政ってのは放してくれないんだよ、普通にお医者に最期を見てもらい、「身内」に書面上からなにからしてもらうのが、残念ながら一番「世話がない」事実。
お葬式をしないお葬式が、結局後々までお客が来て、長い事疲れ続けるのに似ている?) |
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