■小説、女人入眼を読んでいます。昔、頼家が風呂場で殺される絵を歴史漫画かなんかで読んで、鎌倉時代怖えと思った事がありますが、大体その頃です。
(修善寺温泉に行った事があります。菊屋素晴らしかった。)
政子と頼朝。ここまでホットな夫婦もいないし、ここまで残酷で冷酷な夫婦もいないよなと思います。頼朝って女運が最強過ぎだなと思います。頼朝以外は、ほぼ凄惨に亡くなりますが、頼朝さえ妻の一族に殺された説もあるよなとも。
■政治家が、歴史的〜、我が国の〜、伝統〜とか言うのが好きじゃないんですが。
何故好きじゃないかと言えば、それ、ほぼ明治時代が起源だから。別に10000年前からあるもんじゃないから。「僕は明治時代の、ガチガチの尊皇国家で、男尊女卑の、介護保険なんてもんもない、えげつない日本国がダイスキです☆」と言えばまだいいんですが。
・鉄道 ・憲法 ・一世一元の始まり(昔は同じ天皇の時代に、何回も元号が変わっている。一人一つの元号は中国の明代から)
・兵役(富国強兵、志賀も兵役になったくらい) ・税金(日本全域同一なのは明治からのはず) ・郵便
・議会 ・身分の撤廃 ・選挙 ・大学、他教育機関あれこれ
・・・・まさか、こんなあれこれが、自然に出来た訳もなし。明治時代と言うビックバンあってのことなので、アホっぽく政治家が「我が国の歴史、価値観」とか言うのがイヤでイヤでなりません。日本ってアンタの持ちもんじゃないしと。
明治時代と言うシステムが、余りに出来がいいんです。統治という意味で、別に女性に優しい訳もなく、アホみたいにひどいビックバンですが、為政者には天国だったろうなと。
そんな「歴史」をあたかもナチュラルに既得権の様に思う政治家が(略)。
歴史を学ぶってなんで必要かというと。
例えば、どうしてイギリスのサッカーがイングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドと4つあるのかなとか。
どうしてオーストラリアの国旗にユニオンジャックがあるのかなとか。
なんでフォークランド戦争が起きたのかなとか
どーしてクリスティと言えば中東で、考古学なん?
など、各国各地域各時代の「顔」が分かるから。それ知らないと、今の事も全然わからないと思う。どうだろう。文学の世界なんてまさにそう。なんで舞姫はエリスを捨てた?とかの答えは一応「豊太郎がクズだから」以外にもある。
日本も、昔はどんな重病人でも、認知症の高齢者でも「跡取りの嫁がどんなセクハラ、イジメをされても、自分の子供を犠牲にしてでも、死ぬまで他人の手を借りないで面倒見る」のが普通だったらしく地獄
昔に行けば行くほど、女性の地獄が見えるので、「今」と「未来」を大事にしたいねと思う。そこに「我が国の伝統〜家族〜」とかいうチャチャはマジで腹が立つ。 |
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