 ■あまりに行かなくて、関西の路線を忘れそうだなと思いました。JR東の駅が、どんどんワンマン(日光線)、無人駅(群馬の信越本線の新駅も無人駅)、駅舎空っぽ(時計さえない、時刻表も減る)、等になっていくなか、豪華だろう西の路線はどんなだろうなと思います。
イベントで大阪から関東に帰ってきて。一番最初に驚くのが、山手線の「ゴチャゴチャしているのにクールな感じ」でした。大阪環状線とか、ゴチャゴチャしていて熱のある感じがして好きでした。似たような密度なのに、この寒暖の差はなんだ?みたいなのが好きでした。
■漱石の小説で好きなのは、失踪オチです。
失踪と言うか
耐えきれない日常 夫婦関係、親子関係等
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どこにもいられない(例、行人 こころ 彼岸過迄)
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普段絶対考えないような事を、存分に考える時間があるような、ロングな旅行に出る。当時の事なので、一泊二日はあり得ないし、志賀でなくても結構ロングなんだけど
(志賀と違って、漱石のキャラは大体疲労し、絶望しているけど 志賀、金持ちらしい赤城山滞在記は何度読んでも庶民には分からん世界)
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ひたすら旅先で悩む
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帰って来ない
(門は一応家に帰って来るが、最愛の妻との「距離」が明らかになってしまった。安井と米の関係は謎だけど、正式な妻じゃなかったと思われる。なら大学を退学とかそこまでしなくていいじゃんと思うが、どうなんだろう。
安井が大騒ぎしたとかじゃないだろうし。「恋愛事件」一個でそこまで?米が両親承認済みの婚約者、だったら違うのか。
男も女も帰って来ないだろう話と言えば明暗
津田はアホみたいに、プチ不倫旅行でウハウハだけど、夫の浮気現場確認みたいな旅行になるだろう延に、湯河原は地獄めぐりでしかない
旅行に「出した」吉川夫人も、「送り出した」というより、「ぶん投げて捨てて弱らせて殺しかけている」気がする 清子にも迷惑だろう) |
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